「憎まないことにした」ぼくは君たちを憎まないことにした ぞのさんの映画レビュー(感想・評価)
憎まないことにした
君たちを憎んでない、ではないんだよなぁ。
憎まないことにした、という決意であって、その言葉によって人間でいられるということなんだなと思った。
けれど、そうは言っても悲しみは押し寄せてくるし、幼い息子との生活は大変だし、
途中からは自身の言葉に縛られているようで見ていて痛々しかった。
無理に聖人でいようとすると心にガタがくる。憎んだり、悲しんだり、でも愛を持って生きていこうと踏ん張ったり、そういう過程を何度も繰り返して乗り越えていけるんじゃないかなと思った。
ただそれにしても幼い子を放置しすぎではないかとかなりハラハラした。。。
あんな風にしてたらいつか事故に合いそうで怖い。
コメントする