「ぼくは君を憎まないけどやっぱりグーパンチしたい」ぼくは君たちを憎まないことにした ばとーさんの映画レビュー(感想・評価)
ぼくは君を憎まないけどやっぱりグーパンチしたい
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原作は未読のため、あくまで映画からのインプレのみです。
事前情報はパンフと公式程度での鑑賞。事件後に紆余曲折があってタイトルの境地に至るのかと想像していたら、葬儀も終わらぬうちにSNSにその心境を表明していた。でもって、ではその賛否双方の反響によって色々な騒動にまきこまれるのかと思ったらそれもなし。
主人公はライターのようで、おそらく奥さんの稼ぎが収入でおおきなウェイトを占めていたっぽいのだが、とくに妻の他界後も仕事をすることもなく息子と遊び、保育園に送り迎えし、でもママ友の食事のサポートの好意は足蹴(そのわりにまともにメシを作ってなかった気がする)にして、あとは奥さん恋しいでメソメソ酒浸って、妻の服をクンクン(犬かよ)。葬儀の段取りは家族まかせ(は、しょうがない)としても、墓地はモンマルトルがいいよお(値段高そう)とダダをこねる。
いくらテロ被害者とはいえ、身内にこんなのいたらどっかでグーパンチをだしそうです。
リアリティ感じたのは、妻がテロ現場のライブハウスまで乗っていったシトロエンを見つけるため、夜間にリモコンキーでアンサーバックを探すとこ。見つかったクルマは違反キップべったり、ってのはあるある感があった。(ああいうのって情況説明すると違反金免除されてたりするのかなあと思ってみてた)
息子(最初、娘かと思ってた)の子役は可愛くあの年齢でちゃんと演技できていたので子役に星1つと、序盤の、テロの発生を知ったあと、ライブにでかけている妻との連絡がつかない不安な情況の緊迫感はよかったのでトータル星2つ。
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