星つなぎのエリオのレビュー・感想・評価
全140件中、1~20件目を表示
私もこの星でがんばってみるよ
11歳の少年が、もう一度この地球で頑張ってみると、空ではなく、目の前を見つめて踏み出せるようになるまでの話。
自分は周りと馴染めない、邪魔な存在だと思っている主人公エリオが、地球ではない違う星に行きたいと、そればかりを願うようになってしまう過程が切ない。
子供は思っている以上に大人の言葉を聞いているし、その意味を理解している。つくづく何気ない発言も気をつけないといけないと思った。
でもこういう、誰かの何気ない一言で傷ついたり、ネガティブになったりすることは、誰にでも経験があると思う。周りの目が気になって、周りは敵だと決めつけて、どんどん殻に閉じこもる。
けれど世界は広い。宇宙なんてもっと広い。
エリオのように、気の合わない人や環境に孤独を感じ”逃げる”という選択肢で、自分自身を守ろうとすることは悪いこととは思わない。
けれど逃げる前に1歩勇気を出してお互いの心の内を話したり、違うコミュニティに飛び込むことで、分かり合えたり、仲間ができたりすることも大いにある。
エリオがグロードンと出会えたように、きっと一人一人にそういう存在はいるんだと思う。
吹き替えで見る際の不安要素、俳優や芸人さんが多いので下手だったら嫌だなという不安は杞憂だった。みなさん上手だった。
特に吹替で良かったのが、松山ケンイチさん!第一声を聞いた時は、思わずえ、本当に松ケン!?と疑ってしまった。
そして、グロードンの吹替をした、ドラマ『ライオンの隠れ家』でライオン役をした佐藤大空くんもすごく良かった!とにかくひたすらに可愛い。キャラクターのビジュアルは決して可愛くないのに、放たれる舌ったらずな話し方にメロメロだった。6歳であれができるのすごすぎる。グロードンの無邪気な性格と相まってハマりまくっていた。
孤独を感じる人にそっと寄り添ってくれる、優しくあたたかな作品でした。
吹替版グロードンの声優さん、佐藤大空(たすく)くんの声が可愛すぎる件。
本作は、『リメンバー・ミー』や『インサイド・ヘッド』など、イマジネーション豊かな作品を数多く手がけてきたディズニー&ピクサーによる長編アニメーション。
何光年も離れた“星々の世界”を舞台に、孤独な少年と心優しいエイリアンが繰り広げる、少し不思議で心あたたまる冒険と友情の物語です。
展開としては王道ながらも、大切な家族を失い、居場所をなくした少年が、自分の「好き」を頼りに宇宙へ旅立ち、出会いや経験を通して“本当に大切なもの”に気づいていくストーリー。
宇宙を舞台にした映像も非常に美しく、テーマの普遍性がじんわりと心に沁みてきます。
そして特筆すべきは、吹替版でグロードン(エイリアンの子ども)を演じた佐藤大空(たすく)くんの、なんとも可愛らしい声!
ズキュン❣️とハートを撃ち抜かれること間違いなし。ほんまにかわいい。あの声をもう一度聞きたくて、また映画館に足を運びたくなるほどです。会ったらソフトクリーム🍦奢ってあげたくなるくらい愛おしい声。
グロードンの少しグロテスクな見た目も、「あら不思議?」大空くんの声によってなんだか可愛く見えてくるんです🤫ドラマ『ライオンの隠れ家』でも素敵な演技を見せてくれていましたね。まだ6歳、今後が楽しみすぎる大物子役さんです♪
普段は字幕派という方にも、今作はぜひ吹替版で観てほしい!
オルガ役の清野菜名さん、ウゥゥゥゥ役の野呂佳代さん、オーヴァ役の渡辺直美さん、グライゴン役の松山ケンイチさんなど、豪華キャストが揃っています。
今、自分の居場所がないように感じていたり、
密かに寂しさを抱えているあなたに贈る、心温まるストーリー。
多感なお子さまを子育て中の、迷えるお母さま方へ。
エリオのように、宇宙を夢見るわんぱくキッズたちへ。
そしてもちろん🧐
現実世界を頑張って生きる社会人戦士のあなたにもオススメ!
「場違いかも…」なんて思わず、ぜひ観てみてください。
思いがけない癒しと喜びに出会えるかもしれません🤫
現実にちょっぴり疲れたとき、
そっと心に寄り添ってくれる“想像力”の贈りもの。
この夏、映画館でその優しさを体感してみてください🌌
必要なのは、信じる心と楽しむ気持ちだけ🎁
宇宙人に会いたくなった!
不遇な良作
君の勇気を僕が見れば星
導入
2025/9/7、鑑賞。公開から1ヶ月以上経過しており、既に朝一しか上映されていない状況だった。本映画の日本版エンド主題歌を担当するバンド「BUMP OF CHICKEN」のファンである私にとっては、映画館で楽曲を楽しめれば良いや、という、映画ファンに怒られそうな気持ちで、ほぼ事前情報も知らずに鑑賞した。
ストーリー感想
テーマは孤独や家族愛といった王道の内容で、結末も想像通りと言える。しかしながら、人類の孤独についても触れられ、考えさせられる場面もあった。途中の展開には意外性もあり、最後まで全く飽きずに楽しむことができた。総合的には直球で分かりやすいストーリーだが、それゆえに大人が改めて王道の良さを実感できる作品となっている。
キャラクター
主人公が両親や兄弟ではなく、おばさんとの関係を描くのがユニークだと感じた。大人としてはどうしてもおばさんに感情移入してしまうが、その行動や言動には納得感があり、自然に感情移入できる。宇宙人側も個性豊かなキャラクターが揃っており、グロードンはその見た目からは想像できない声で、非常に可愛く描かれている。(ぬいぐるみは売り切れらしい!)
演出
特に前半は、バンドファンなら思わずニヤリとしてしまうシーンが多い。ボイジャーのゴールデンレコードをはじめ、圧倒的な美麗CGで描かれ、画面にすぐ引き込まれる。明るい惑星や暗い宇宙など、さまざまな雰囲気がテンポよく描かれ、他の作品では真似できないピクサーならではの世界観を楽しめる。
印象的なシーン
全ての情報や伏線が丁寧に回収されていくのが心地よい。個人的には、主人公と友達が橋の上で語り合うシーンが最も心に残った。派手ではないが、本音を語り合うこうしたシーンが、最も心に刺さる。
また、ファンとして嬉しかったのは、エンドロール途中で流れる楽曲「リボン」を、映画館の音響で聴けたことだ。聴き慣れた楽曲でありながら、Disneyのロゴや映像とともに聴く体験は、贅沢で特別だった。
総合評価
日曜の朝から非常に満足度の高い時間を過ごせた。上映後、周りから「良かったね」と声が聞こえた。私も見終わった余韻に浸りつつ、カフェでこのレビューを書いている。もはや上映回数はごくわずかしかないので、宇宙やBUMPファンでまだ観ていない方にはぜひおすすめしたい。私は宇宙に関する書籍でも買って帰って、「リボン」を聴きながら読み、さらに星に繋がれた気分に浸ろうと思う。
またね、じゃあ……大好き
強い個性はときに孤独になる
もっと小さい頃にこの作品と出会えていたら個性を愛することができていたのかな?
"好き"がみんなとは少し違うために孤独、自分の気持ちに正直に生きれない孤独、人間関係が上手くいかない孤独、
さまざまな種類の孤独があり、それとどう向き合っていくか?という話だと思います。
自分の好きなものが少し変だと思っても隠して友達の好きなものに合わせたり、個性的な性格も浮いてしまうから抑えて静かに過ごした学生時代。(いや、今もそうかも?)
孤独になったとしても愛を持って接してくれる人はこの世界中、いや地球以外にもいる!!!
そんな気持ちにさせてくれるこの作品に早く出会えていたら孤独を怖がることなく個性を愛すことができたのかもしれません!!
悩んでる方の背中を押してくれる作品でした!
余談ですが、ディズニーは起承転結がはっきりしてて個人的には大好きです!とくに"転"が!予想を上回る展開を巻き起こしてくれる!そこにちょっぴり大人も楽しめる要素を入れてくれるピクサー!次のピクサー映画もわっくわくで見に行こうと思う!
想像よりもかなり刺さった
こんなに刺さるなんて・・・。正直想定外。
Pixerだし、絶対良い作品だとは思っていたけど、こんなにスッと刺さってくるとは・・・。
正直、すごく革新的な作品かというとそうではないと思います。
展開も王道というか、先にどういったことがあるかの予測はある程度つきます。
映像は、もちろんとんでもなくきれい(おばとエリオが地球に帰還した時の地球の森林とか、あれ実写ですよね?ってレベル)で申し分ないけど、宇宙空間のビジュアル・造形はさすがPixer!常人じゃ思いつかないぜ!ってほどではない。すみません。
でも、いや、だからこそなのかもしれないけど、その分、王道展開に注力できて、すごくすごく感動しました。
話は、テンポが良くてかなりサクサク進みます。言い方悪いですけどテンプレ的な展開をちゃんとやっていく。伏線や前フリもちゃんと、期待した通りの形で回収してくれる。
このあたりの予定調和を裏切らないことで変なストレスがかからず、結果、メッセージが直球で届いたのが良かったのかな。
泣かせにかかるシーンも奇をてらわず直球。泣いた。
特に好きなのはエリオがグロードンになぜ自分がエリオ語を話すのかを聞いたうえで聞く、おばさんのエリオ語ね。
そうだよね、絶対いつか喋ると思ってた・・・!泣いた。
地球各国の人たちが連携して助け合うシーンもアツかったし、グライゴンに本当に気持ちを話させるためエリオがグロードンに言った、「大丈夫。お父さんは君を愛している」というのも激アツ。それを言うのがエリオっていうのが激アツ。泣いた。
ほかにもよかったシーンたくさんありました。なんかすごくスッと刺さった。
そこまで映画ドットコムでの評価は高くなさそうだけど、個人的には凄く良かった。
うーん
1人じゃないよ
「ぼくは、そのままの君が好きだよ」
もうちょっと上映時間が長くてもよかったかな?
内容は満足でまあかなりご都合展開だったけそう(急にあんなに無線でみんな協力するか?)まあ面白かったのでよし
エリオの成長物語。〜友情そして家族〜
エリオが最初は可哀想だとは思うけど、好きになれない。自分が大人になってしまったからか叔母さんの方に感情移入してしまう、、、。
コミュニバース?へ行ってからは、ドタバタと話がサクサクと進んでいき面白い。グロードンと仲良く遊んでいるところは映像の綺麗さも含めてとても良き!!
そして、段々と叔母さんの気持ちを理解できるように成長したエリオは、、、とストーリーが一貫して綺麗にまとめられている。友情や家族との絆が深まっていくのは見ていて感動できる。
ただ、エリオの性格があまり好きになれなかったことと、ありきたりなストーリーだとは思ってしまう。地球代表であるにも関わらずその辺の話が曖昧で浅い。
まぁ、良くも悪くも普通に面白かったので3.5です!
興行不振も納得してしまった
ディズニー作品なので、「とりあえず観よう」とは思っていたのだが、夏休みに出掛けたりして、すっかり観るのが遅くなった。集客はイマイチのようで、上映回もどんどん減る中、なんとか間に合って観賞。
【物語】
両親を亡くした少年エリオは叔母さんと暮らし始めるが、寂しい日々を送っていた。そしてある日、自分が宇宙研究施設で働く叔母さんの夢の足枷になっているらしい話を耳にしてしまう。自分の居場所を見失ったエリオは宇宙人に連れ去られ、ここからいなくなることを本気で願っていた。
ある日叔母さんの働く研究施設で地球外生物からと思われる信号をキャッチし、地球人のメッセージを求められるという騒動が起きる。たまたま施設に忍び込んでいたエリオはこっそりメッセージを返信し、ついに宇宙船から招待を受ける。エリオはさまざまな星のリーダーが集う場所「コミュニバース」に転送されるが、それはエリオが地球のリーダーだと間違われたからだった。個性豊かなエイリアンたちと彼らが暮らす宇宙空間で孤独な宇宙人の少年グロードンと出会い、初めての親友となる。しかし、宇宙の侵略者グライゴンが現れ、とある経緯からエリオがグライゴンの矢面に立たされる。
【感想】
ディズニー/PIXARらしいきれいな描画、ストーリーもディズニー/PIXARらしい、ファミリー向けの微笑ましい展開。 が、宇宙という舞台が多少の新味はあるものの、話のエッセンスは既視感をぬぐえない。はっきり言えば極めて凡庸なお話と感じてしまった。
世界的人気はどうなのかなとちょっとググってみると、日本以上に全世界的興行収入は振るわなかったよう。現時点で147百万ドル。 完全に赤字レベルと思われ、ディズニー作品としては記録的惨敗?
それも「分かる」と言うのが実感。
「何が悪い」と言うわけでもないのだが、心に引っ掛かるインパクトが無かった。今年ヒットした“リロ&スティッチ”の方がやっぱり鑑賞後の高揚感があった。
「酷い」とは言わないが、もう終盤となった夏休みに「家族で是非これを」と勧める気にはなれないかな。
地球代表の少年がつないだ絆
ほっこり。
エリオとグロードンの心あたたまる友情に涙😭感動✨
両親を早いうちに亡くした少年「エリオ」と、心優しい宇宙生物「グロードン」との心あたたまる友情物語✨めちゃくちゃ感動🥹して涙😭しました。
エリオと、グロードンは、会うべきして会った運命の友達❗️っていうのが自然に描かれていてgood✨
映像が華やかで宇宙を鮮やかに可愛いらしく☺️描いています。画面が綺麗✨
吹き替え版の、グロードンの声優さんの声が、かわいいんです!キャラクターにぴったり。
ディズニーの「星つなぎのエリオ」のアトラクションを体感してるみたいな感覚に🌈✨
心、あたたまるストーリーです🎞️
みなさん映画館で是非、エリオとグロードンと一緒に宇宙への旅を🌈✨
全140件中、1~20件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。