TALK TO ME トーク・トゥ・ミーのレビュー・感想・評価
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映像と音楽がメッチャおしゃれなホラー映画。 本年度ベスト級。
ホラー系は苦手だけど予告編が面白そうだったので鑑賞。
目を覆う様なシーンも無く鑑賞出来たので、ホラーが苦手な人にもお勧め出来る感じの作品。
左手の石像を握り「トーク・トゥ・ミー」と唱えると霊がその人に舞い降りて来る感じ。
制限時間は90秒。それ以上になると霊がその人に宿ってしまう設定。
出だしからA24っぽい映像と音楽に引き込まれるものの、いきなり予想外な展開に驚く(笑)
本作はホラー映画だった事を思い出す。
母に先立たれたミア。
死んだ理由も解らず悲しみの中、母の霊が舞い降りて来る感じ。
90秒ルールを破り色んな恐ろしい出来事が訪れる感じ。
霊が舞い降りた時の登場人物の人相がメッチヤ恐ろしい。
だけど本人は快楽を感じてるので常習性がある感じ。
結末はありがちな感じだけど秀逸!
予想出来るラストだけど作品にのめり込んでいて予想するのも忘れてました( ´∀`)
自業自得系
2023年劇場鑑賞302本目。
ホラーの被害者って何の落ち度もなく襲われる理不尽型と、自分から突っ込んでいって襲われる自業自得型がありますが、これはもう完全に自業自得系ですね。
理不尽系だと霊に怒りを抱くし、自業自得系だと主人公に共感できないし、自分ホラーに向いてないのか?(笑)
とはいえ、そこに至るまでのスピード感や、話の面白さに高得点。でも他人巻き込んだらあかんよ。
人の心の弱みに付け込む悪い奴
母親の死を機に、交霊会を通し母親の霊とコミュニケーションをとりたかったが…という設定はありがちで、だいたいこのシチュエーションでくるホラーの大方は、母親と見せかけて悪意ある霊が悪い導きをしようと企むケースが多い。
人の心につけ込むために、人が喜ぶことをあえて見せる、そしてあたかも現れたと信用させる。
もし、大切な方が亡くなり、どうしても声が聞きたい、話がしたいと思った場合はそっと耳をすませば聞いているかもしれない、大事だと思う人の存在には必ず目には見えぬ形でいます。
主人公は自殺の真相を確かめたいがために踏み込んではいけないゾーンへ踏み入り魂が還れなくなってしまった。信じたい気持ちもわかるが、そこは猜疑心をもち信念を貫く強さが必要でしたね。父親はちゃんと向き合うべきでしたね。
ドラッグの代わりの降霊術
期待し過ぎちゃったな。なんか凄く新しいものを観にきたつもりが、まあ普通に降霊術の悪夢の今風カルチャー版、って感じ。道具として石膏の手みたいなのとクルっとカメラが回る感じが新そうに見えたのか。
あの石膏の手がなんなのかをすっ飛ばしたとして、見える霊が霊でしかないので、レットユーインした後怖さが止まる。主役のソフィー・ワイルドはとても良かったが、他がいろいろすっ飛ばしていい感じなのに母の死にトラウマを抱えていて、、という設定がありがちな物語の回収に向かわせてちょっと残念な気がした。
降霊術をクスリでトリップしてるのに掛けてるのだと思うのだけどその感覚は面白かったのだけど、、という感じ。とはいえ、弟くんの壊れっぷりやメイクは見ものだった。
ルールは守ろう、という話。怖いが後味良くない 。 主人公は自業自得で感情移入不可。
ルールは守ろう、という話。
結局、主人公は自業自得なので、感情移入できない。
調子に乗ってる主人公と、子ども扱いされたくない甥っ子が、徐々にエスカレートしてとんでもなくなる様子が怖い。
霊の存在が怖いのでなくて、自分から頭ぶつけたり、目玉をほじろうとしたりするのが痛そうで怖い。
確かに、お話としては最後そう来るのが順当で、きれいにまとまりはするが、やっぱり後味が良くない。
A24作品なので、あんまり気分良くない話。
こういうの(後味悪くても、ただ怖ければいい)が好きな人はおすすめですが、自分のような、お金払って時間使って気分は良くなくて、何のために観たのだろうと疑問を抱くことがたまにある人にはお勧めしません。別に無理して観る必要もないし。
早くも2024年ワースト作候補登場
ホラーは初めて。作品そのものはホラーそのものだが、
では、面白いかと言ったら答えはNO.
ストーリーがグチャグチャ。わかりづらいまま終わった。
まあ、tiktokで霊遊びをしておかしな姿をアップするのは嫌だ。
2024年作品扱いだが、残念な作品で早くも2024年ワースト作品。
ストーリーがあまりにもお粗末。
セブンセンシズ握手会場こちらです
脚本4/5
演出4/5
撮影4/5
編集4/5
音響・音楽4/5
最恐度3/5
感想
見始めてしばらくは若者のノリに突いて行けるか心配でしたが、中々面白かったです。
ラストシーンを見るとこの主人公は悪霊?になってしまって、過去の思い出をループしているのか?まさに地獄。
無くなった家族に会いたいから降霊会に参加する、というのは歴史的に正しいですね。
良かった点
ホラーというジャンル物だが、ホラーだしこの程度で良いか、という手抜き感無く良くどのシーンも良く撮れてました。
過去のトラウマに引っ張られて他人を巻き込んだらアカンな、と。
イマイチな点
そこそこ怖かったが、最後の方はホラーというより、サスペンス寄りになっちゃったのが、残念です。
女囚さそり、みたいに本当に地獄が出て来て欲しかった。
演技がよかった
伏線もがっつり効いてるし、チャレンジのノリも動画撮るのもイマドキ感あってよかった。よくできている。
でも、これ、映画じゃなくて小説の方が面白かったんじゃないのかなあ。
憑依される感覚やその面白さは、映像で描くにはちょっと難しかったのではなかろうか。
なぜ若者たちが「助手席に乗ってる感覚」に夢中になるのか、それのどこが面白いのか素晴らしいのか、わからなくて、そこが残念だった。
でもこの監督の次回作は期待できそう。
心の弱みにつけこむ幽霊たちは、私にはどちらかというと悪魔のように感じた。悪魔というものが存在するなら、こんな風に人を騙すのだろうなと。
ミアの母親の霊が本物だったのか、化けた偽物だったのか。
個人的には母の霊の語ることより、父親の話の方が真実だと思うけれど。
ラストから考えれば、あれは母の霊が変質してしまったもの、という解釈になる。
ということは、ミアもあんな風に邪悪な存在になってしまうのだろうか。哀れだ。
物語の構造が巧い。で、猛烈に怖い。
支持。
憑かれた症状のリアリティ、
登場人物と見る側とが同時にどうしたら良いか分からなくなる構造が巧い。
こうしたら済むというゴールが分からないなんて。
生命遊びとネットと薬多様の危険を説教しないのが良い。
んなこた百も承知だ。
で、猛烈に怖い。
物語を止めない巧さ。
降霊術を余興にした若者の末路
人間の片腕像を握り、決まった言葉を話すことでランダムで死者と話し、数十秒取り憑かせることが若者間で流行。そんなある日、ルールである60秒以内に術を解くことを破り、しだいに取り憑いた幽霊たちに取り殺されて行く物語。毎度の如くやっちゃいけないことをやる悪学生。降霊術を新たな不良学生遊びに持ってきたのは新しく、ホラー描写もまぁまぁ痛々しさは伝わってきました。
ちょっと思ったところは主人公と亡くなった母との間の背景や方腕像の経路などもう少し濃い描き方だと良かった。
また、主人公ミヤの友人の弟が何を見たのかそこも終盤出して欲しかった
好感度の高い2人の登場人物のうち1人は…そしてもう1人が
ホラー映画って、好感度の高い登場人物、良い人、共感しやすいキャラクターが最後まで生き残ってハッピーエンドになるじゃないですか。まぁ、ホラー映画に限らないかもしれませんが…。
で、逆に嫌なヤツは途中で報いを受けるっていうか、生き残れなかったりするじゃないですか。
でもこの作品、分かりやすく「嫌なヤツ」が出て来ないんですよ。だから先が読めない。
ネタバレっぽくなっちゃいますけど、あくまで自分的に、好感度の高い2人の登場人物がいて、そのうち1人はハッピーエンドでした(多分)。でももう1人は絶望的な終わり方。しかもその終わり方が予想外で、何とも言えないイヤ〜なオチ(ホメ言葉)。
本気で怖い映画だという噂を聞いて急遽見に行ったのですが、私基準では、怖いっちゃ怖いけど…まあ充分に怖いけど、逃げ出したくなるような怖さではなかった…。でもそんなことより何せ面白い!
1時間半くらいの丁度良い長さの映画なんですが、とりわけ最後の30分くらいはジェットコースター。えっ!?えっ!?どうなるの?どうなるの?えっ!?…えっ!?…え〜〜〜っ!!!って感じ。
前半や中盤もアイデア一杯で、工夫も一杯で、切り口も斬新で、面白いんですよ?でも何て言うか、終盤は確かな足場がどこにもなくって、何を信じていいのかもわからなくなって、グルグル振り回されました。
この作品、オーストラリア映画でした。
有名な俳優さんはほとんど出てません。
私が知ってたのはミランダ・オットーさんだけでした。
(ロード・オブ・ザ・リングで、サウロンの最強の部下で甲冑幽霊魔王みたいな中ボスを討ち取ったお姫様役の人)
製作費があまり掛かってなさそうなのに、すごくクオリティが高くて面白い映画だと思います。
こういう秀逸なホラー映画を見ちゃうと、最近日本でこのレベルの作品がリリースされないことがちょっと悔しくなっちゃいます。
ホラー
A23チョイスのホラー。
面白半分で降霊した若者が、陥る恐怖を描く。幽霊がどーんとおどかしてくる、欧米的なホラー演出と、正体不明の不気味さが怖い。お母さんの幽霊は本物なのか?、ゾッとする不気味な話でした。
怒りは恐怖を凌駕する
一言で言うと「惜しい作品」。
これ確かにコワイです。
多くの人が見ている中でパーティーノリで恐怖体験をするっていう設定が新しい。
非常にフレッシュな表現も一部あり、手堅い恐怖表現もしっかり押さえている。
向こうのホラーで定番の「悪魔」って、日本人としてはあまりピンと来ない事も多いのだけど、今作のように悪辣かつ執拗かつ陰湿かつ狡猾な様を見せられると、「ああこういう怖さか」と思えました。
(たぶん明言はされてないけど、「悪魔モノ」の認識でいいですよね?これは)
大オチも気が利いててグッド。
ただ、問題は主人公のミアで...。
ミアの抱えてる事情はまぁ分かるんだけど、それにしてもまだ子供の、弟代わりのような少年を、言ってみたら我欲の為に危険を無視して利用したのがその後の悪夢の発端で...。
自分のせいで大変な事になってるのに禄に介抱もせずフラフラ逃げ出したかと思ったら、その後の病院訪問シーンでも、少年の母親や姉から見舞いを拒否された際に「本気?」とか言ってビックリしてるのも完全に理解不能。
こっちこそ正気なのか問いたいよお前に!お前がこの映画で一番怖いわ!っていうね。その後も徹底して愚かな行動を繰り返しまくりやがって...。
正直このクズが怖い目に遭っても、感情移入不能どころか見ててずっと腹立ってるんで、怖がり難いんですよねぇ。
悪魔ガンバ!的ポジションに行きかねぬというか。
この年末という時期にちなんで例えれば、
赤穂浪士に討ち入られた吉良上野介って、大分怖い思いしたと思うんですよ。
で、その吉良の視点で廁だか納屋だかに隠れて息を潜める場面をホラーっぽい緊張感タップリに描写されたって、観客は一緒に恐怖を味わう事って不可能だと思うんですよ。
「何隠れてやがるこの卑怯者め!」ってなるだけでしょ。
ぶっちゃけ、最後ミアがああなったのを見ても、「よーし!これで悪は懲らされた!」っていうカタルシスしかないんですよ、ほとんど。
人間の感情の中で、「怒り」ってかなり強い部類のものだと思うんですよ。
それが恐怖を打ち消しちゃって、恐怖に集中できないし、少なくとも怖い目に遭う人は感情移入可能な人にして貰わないとゾッともハラハラもできようがないんですよね、と言いたい映画でした。
ジャンルとして名付けるなら、「自業自得ホラー」か「勧善懲悪ホラー」ですかね。
「溜飲ホラー」でもいいかも知れない。
...もしかして、最初にちょっと時間オーバーした時点でもうつけ込まれてて、全ては避けようのない不可抗力だったのか....?いやしかしなぁ〜。
スタイリッシュな傑作
映画館に着くのが遅れて最初の20分を見逃した。…ので、伏線的なものを見逃しているかも。
この作品が低予算だけども沢山のアイデアを込めたいい映画だということは十分分かった。
カメラアングルも面白い。
手の彫像からあちらの世界に行くというアイデアは、「デビルマン」で彫像を被ったら悪魔が乗り移るエピソードからか?
犬にベロベロ口を舐められるのが悪夢だというの実感としてある(°c_° )
悪夢と現実の区別が曖昧になって悲劇がスパイラルに高まっていく…
そんな映画は最近のホラーではよくあるけど、この作品がそこからピョンと飛び出た傑作だと感じた。
Handshake
90秒憑依チャレンジという題材のホラー、海外での評価がめちゃ高い、A24配給という情報頼りで鑑賞。そこそこ人が入っていました。
おふざけで始めた90秒チャレンジがしっかりとヤバいもので、霊に取り憑かれてさぁ大変な物語でした。
いきなり薬でラリっている人が出てきて、それを止めようとその人の兄貴が助けに入ったら、霊に取り憑かれただなんだいった側から、弟が兄をナイフで突き刺し、そのまま自分をも刺して自殺というインパクトのあるはじまりに胸が高まりました。
様々な霊に取り憑かれる体験という、お酒とか飲んでないとやらないようなことをノリと勢いでやっちゃうので、まぁ痛い目に遭っちゃうよなとは思いました。
それを楽しんでSNSに投稿するというフランクさがのちの展開にしっかり活きてきますし、すけべな霊をまとわせて床でオナ○ーしたり、ワンコとベロチューしたりと絵面がとても強烈でした。
ライリーがイキって憑依をしようとしだしたシーンで一気にヤバくなるなと思ったらその通りになり、ガッツリ霊が体内に入りこみ、頭台パンからの机の角にバンバンぶつけて目ん玉引っこ抜こうとしたりと強烈なグロを畳み掛けてきます。
厄介なのが目を覚ましたり死のうとするので、不意に起きてしまうと壁に頭をぶつけて血だらけになって死のうとする様子が余すことなく描かれるので驚きっぱなしでした。
このパートから霊に対してどう物事を解決していくかといった感じに物語は進んでいくんですが、ミアが人として色々欠陥のある人物なのもあって、基本悪い方向へ進んでいくのが今作の面白い歪さを象徴しているなと思いました。
元彼氏に未練タラタラですし、勢いで行動しちゃうから周りを振り回しますし、基本身勝手なので色んな人から疎まれるますしで、ホラー映画のメインとしては最高ですが、ものによっては最初の犠牲者だよなぁとメタ的な視点で見れたのは何だか新鮮でした。
途中から構造が少し複雑になり、悪夢と現実を行ったり来たりする展開なので少しだけ置いてけぼりにされますが、最後のスパートがかかってからのミアの先走った行動も相まって不快感とハラハラドキドキがまとめて襲いかかってくる感じは劇中の登場人物のような高揚感がそこにはありました。
続編へと繋げるにも単体としても終わり方が綺麗だったのも良かったです。程よく謎を残しつつも、この作品だけで終わっても問題ないので、これも最近のホラーに欠けていた優しさだったなと思いました。
全体的に音で驚かせるよりも、しっかりとした演出で怖がらせにきていたのも好印象で、ジャンプスケア頼りなホラー映画が多くなっていた中で今作がうまいこと機転になって演出重視のホラーが増えてくれればなぁと思いました。
鑑賞日 12/22
鑑賞時間 11:40〜13:25
座席 I-5
現実と霊障の境界か無くなっていく
良いところ
和風ホラーっぽいので、日本で受けるかも
現実に侵食する恐怖感
ダメなところ
ミア(ヒロイン?)が終始被害者を振る舞っていて共感できない
いちいち行動選択が(ストーリーにとって)都合がよい
正直かなり怖いホラー。霊側が物理的な攻撃力がなく精神的な影響しかないので対処治療だけならできなくもないし、最初から対処法が確立してるので、ヒューマンエラー以外の問題がない。
まあ、出てくる奴らをほぼほぼ頭悪くして、ストーリーに都合の良い設定にしてるから、設定とかがよくできてると思う。本筋そのものはよくある話だが今の人間像に沿っててリアリティが担保されてる。そこを受け入れないとずっと共感できずにストレスかも。
メインのミアが最初から最後までクズなんであまり同情も共感もわかずラストはざまぁと思わなくもないが、それ以外のキャラクターにもあまり共感わかなかった。
よくキャラクターが最善の行動を取らないとストレス、という人間いるがそこまでは流石に同意しない。けど最悪の行動取るのは嘘くさい。特に清拭の時や連れ出した時、でかい病院で完全監視しないとまずい症状の患者を放置しすぎじゃない?選択というよりも病院として不備があるだろ。血中酸素モニターしてんだから外したら即ナースセンターに通知行くだろ。
こういう霊が現実にゆっくり浸食してくるところは和風ホラーっぽくて日本ではよく見るのもあって日本ウケしそうだな。
"ストーリーがチョイ凝ったホラー……"な映画
アイデアがユニークなホラー映画でした。
今までありそうでなかった物語だったんですが、なぜか今ひとつ感情移入出来ないまま終演を迎えてしまいました笑
主人公はミアだったとは思うんですが、友人やらその家族やら、ミアの父母やらと場面が中盤以降チョロチョロ変わって行くので、どこに視点を置けば良いのか迷ってる内に…という感じでした笑
個人的には、ライリー君の"自傷行為"場面がピークでした。
ミアの"元カレ"足部ナメナメもカエルみたいで可愛かったです笑
あっ!これ、ホラーです笑
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