TALK TO ME トーク・トゥ・ミーのレビュー・感想・評価
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カンガルーさん🦘 安らかに…
冒頭のパーティでの事件後は次の展開がなかなか起こらない。しかしその途中で瀕死の動物に出会う。鹿かなと思っていたらカンガルー。そうかオーストラリアの映画なんだ。
「苦しまないようにした方が良い」。一度は車で一気にいこうとしたが出来ない。分かっていても出来ない。最終の直接の原因が自分なんだと受け入れられない。オーストラリアは州によっては安楽死が合法化している。日本とは死生観が違うかもしれないけど、出来ないものは出来ない。これが最後に この映画の重要な意味を持つことに。
「剥製の手」を握って "talk to me" と言うと霊とつながって、 "I let you in" で霊が体内の取り込まれる。そのままだと霊に乗っ取られるので90秒以内に解除する必要がある。
母の死を受け入れられない主人公ミア。母の霊に会いたい。父の言葉が信用できず、段々のめり込んでいく。
私は段々理解が出来なくなった。取り憑かれた本人自身が死ぬと悪霊も死ぬのか。悪霊自体が人間を死に追いやろうとしているのか。宿主を変わろうとしているのか。
今作冒頭のパーティですぐ死んだダケットのバックストーリーに関した続編が作られるようです。前日譚では、今回明らかにされていない悪霊の本質が語られるのかな?
観た直後は良かったけど、「まぁそんなものかな」ぐらいでパンフ買わなかったけど、今 色々と考えていたらパンフ欲しくなってきた。レビュー書きながら色々考えていると、結構映画に対する思いも深くなるネ。
低予算的にはまぁまぁ
宣伝効果よりも期待していましたが、宣伝そのままの作品でした。
主人公の精神状態等からある程度は予測出来てしまう。
展開はダラダラしていないのでつまらなくはないです(笑)
字幕は風間さんなので難しい文字がなく分かりやすかったです(θ‿θ)
あの手のモデルは誰なんだろ…
不快さが不穏さに活かされていない
すごく、つまらなかったです……
ぜんぜん怖くないのです。
ホラーというのは、現実にあり得ない現象を描きながらも、それが現実にあり得る現象のメタファーになっていたり、現実にあり得る心理(主に死の恐怖ですが)が超常的なものによって表現されていたり、そうした時に怖さが生まれるのです。
……と思うのですが、これは私の「怖い」と感じるホラーがそうした次元のものばかりだっただけなのでしょう。
この作品に感じるのは総じて「こけおどし」です。
ホラー表現の背後が空っぽで奥行きがないのです。
その原因は主に主人公のキャラ造型の薄さにあると思います。
あんなに愚かしく描かれては白けてしまいますし、物語に奥行きをもたらす(怖さをもたらす)唯一の筋だったはずの母親の死をめくる彼女の葛藤の描写がまったくおざなりですね。
「おまえはママじゃない!」と振り払う結末なら少しは納得いったのですが……
ラストの趣向も「ああ、やっぱりね。これやりたかったのね」と興醒めでした。
冒頭からして納得しがたいものがありました。
枕をぶつけるだけのシーンにあんな効果音いります?
「不快」は「不穏」とは違います。この映画を作った人はそこを混同している。
不快なだけでちっとも不穏じゃないんですよ。
抜群のツカミと鮮やかなフィニッシュ
予告で期待感を抱かせてくれた降霊ゲームや周囲から浮いてるからこそゲームにのめり込んだり、ライリーに甘くなるミアの描写は秀逸でした。
中盤はややお話がダレるものの、最後は「どうやって収集つけるんだよ!?」という展開から、諸々の要素をうまく回収して、技あり一本の鮮やかな終わり方。
冒頭の🦘があんな形で活かされるなんて。
かなり満足な新感覚ホラーでした。
感情移入できない、あとうるさい
まず、すごくうるさい。ホラー映画あるあるだけど、驚かすところでうるさいんじゃなくて、常にうるさい!
ガラス割れる音、殴る音、その他諸々驚かすというかうっとおしい。
そのせいでだんだんイライラしてきた。
最後のエンドロールまでうるさくてエンドロールを批判するの初めて。
冒頭に出てくる兄弟が降霊術でやらかすところから始まる。
ちなみにコイツらはこの後の重要人物かでいうともう存在忘れていいレベルなんで、ちゃんと見なくていいです。
ミアとジェイドの関係もどういう関係なのか不明。お互い女性ではあるが家族愛なのか、恋愛感情なのかよくわからない描写から降霊術パーティへ参加する。
パーティ参加するもミアは打ち解けられず、ボスっぽいやつに嫌われてる。
ただその降霊術をする事でミアは仲良くなる。
調子にのったのか、ジェイドの(元)彼氏と弟とボスグループ、その他でまた降霊術をする。
麻ヤク感覚で降霊術を行うが、90秒でやめさせなきゃいけないルールがある。
ジェイド弟が降霊術に挑戦するも降霊されたのは死んだミアの母。
90秒といるルールを破り、ミアは母と話そうと降霊術をやめなかった。そのせいで弟は大惨事に。
→ミア自己中すぎる。
ミア後悔するもジェイドとその母に拒絶され、ジェイドの彼氏を家に誘って添い寝する。たぶん寝取ろうとしてた。
→理解できない。
冒頭のモブ兄弟に接触し助けを求めるも、拒絶される。
→また出す意味あった?
その後もミアは降霊術のせいで母の霊が見えるようになっており、おかしくなっていく。
→自業自得、見ててイライラしてきた。
最終的に霊に騙されてることに気づき、弟を楽にしてやる(ころす)のではなく、自分を犠牲にした。
→当然だよ、自己中め
何一つミアに共感できるところがなく、ある意味胸くそ映画だった。
ストーリーや題材は面白いけど、もっとキャラクターをちゃんと構成してほしかった。
降霊術の時に見える霊が怖い。
おそらく、こういう話だったのではないだろうか?
興味本位に刺激や快感を求める若者の軽薄さを戒める映画であるということは、「降霊」を危険なドラッグに置き換えると分かりやすい。
ただし、主人公は、そうした行為を正す側の人間ではなく、むしろ、自ら積極的に降霊にのめり込んだり、他人の降霊を面白半分にはやし立てたり、友人の弟に自分の母親の霊が憑依したと思って、自ら設定した制限時間を破らせた挙げ句に、彼を瀕死の目に合わせたりと、身勝手さばかりが鼻について、まったく共感することができない。
主人公の母親の死の真相を巡って、降霊しなくても見えるようになった母親の霊と、主人公の父親の言い分が食い違い、どちらが正しいのかと混乱させられるのだが、「悪霊」の策にはまって主人公が父親の首にハサミを突き立てるに至って、ようやくとどんな話なのかが分かりかけてくる。
おそらく、悪霊は、最初から主人公の友人の弟に狙いを定めていて、彼の魂を奪うために、彼に主人公の母親の霊が憑依したと見せかけたのだろうし、その後は、自らが母親の霊に成りすまして、主人公をミスリードしたのだろう。
あるいは、母親自身が悪霊になってしまったという考え方もできるかもしれない。
結局、悪霊は、主人公の魂が手に入ったので、友人の弟の魂を解放したのだろうが、ラストシーンを見ると、「手」によって降霊するのは、悪霊によって魂を奪われた者で、その魂も悪霊になっているのかもしれないとも考えられる。
いずれにしても、後味の悪いバッドエンドであることは間違いないのだが、「共感できない」という主人公のキャラクター設定も、こうした後味を緩和するためのものだったとすれば、それはそれで納得できるのである。
本当に見なければよかった。
見なければよかった、のレビュータイトルを見て迷わず観に行ったけど、本当に見なければよかったと思うほど怖かった。
せっかくチョコレートでほっこりした気分になってたのに、どうしてクリスマスの夜にひとりで観に行ったんだろう。怖い怖い怖い。
ある意味、デートムービーにぴったりかも。
主人公の、ちょっとみんなに嫌われてる性格とか、周りの登場人物の設定とか、してはいけないことにハマっていくところとか、よくできてる。
心が弱ってる時や、心の弱い人は、観ない方がよいかもしれない。と思うほどよくできてる。
当たったから続編、続々作るんだろうけど(いくらでも作れそう)、これでやめといてほしいな。と思うほどよくできてる。
お父さんのマックスは救急車呼んでもらえたんだろうか。
訓練された芝居、構成、さまざま技術が高い。
訓練された芝居、構成、さまざま技術が高い。
95分のyoutube映像、
ジェイコブズの「猿の手」の新解釈、
ホラー、サスペンス作品、
いろんな顔を持つ不思議な作品。
細かな表現が可能な、
訓練された?キャストと、
各シークエンスで、
タバコを投げつけたり、
キックしたり、
何度もリハーサルを繰り返したのであろう、
それぞれの関係をビルドアップさせる演出で、
緊張感のあるストーリーに仕上げている。
前半で、
起承転結の起を、
あるいは、
序破急の序を、
明確にはやらず、
音楽とノリで撮り飛ばし、、そうに見えて、
細かく関係を構築していくセンスはジャンル関係なし。
緻密なイメージを持って撮影、
大胆に95分に編集したのだろう。
音の配置も的確で怖さ倍増。
かって、
ジャンルムービーを解体、
アートムービーとして再構築(といっても、
イノベーション未満のレストア、
偽装以上のノワール)していった、
ニュー・ライン・シネマ、
最近だとA24、
それらの再構築すらも凌駕しそうなチーム、
今後が楽しみ。
【蛇足】
ジェイドの携帯、
呼び出し音、
リングディング・・・
黒テンガロンハットのザコシが、
いちいち頭をよぎった。
都内で…
なぜやらない?笑
というわけではるばる行ってまいりました本八幡。
まずはショッピングセンターがはるか彼方。
着いても建物内がダンジョンで辿り着けない…。
すでに8番出口状態でむしろワクワク。
ホラーってチープだからこそってのがあるけど
まさにそれで
全米興行成績がA24最高らしくて
これまためちゃオーストラリアンドリーム。
YouTuberさんが監督ということで
撮り方がiPhoneの自由度由来でいい感じ。
降霊とドラッグどっちもODは死に直結って
わりとテーマはわかりやすかったりする。
キリスト教の
神から頂いた命だから
自殺したらダメ、地獄に落ちるよっていう常識?を
頭に入れて観るとしっくりくると思われる。
欧米ってなんか前提条件とか
常識とかたくさんあってめんどくさいね。
まあ主人公ミアが降霊リミットの90秒超えて
悪霊どもに取り込まれていくお話なので
なるほどトークトゥーミーアってことね。
相変わらずうちの相方の
鑑賞後のひと言はバキバキに冴えてるわ。
展開が面白いからホラー苦手でも観ていられる
霊を憑依させるゲームってやりたいと思うだろうか。とても危険な気がするから自分はやらない(こ、怖いからじゃない!)。でも、本作を観てて憑依ゲームってコックリさんと同じ構図なんだよな。だからハマる人たちがいるのもわかる。リアルに霊と話せて憑依させることができるのだとしたらなおさら。
観客を驚かしてくるシーン(お化け屋敷的な突然出てきてワァー!ってなるやつ)が苦手なので元々ホラー映画があまり好きではない。でも、本作は話の構図が面白そうなので鑑賞してみた。驚かしてくる苦手なシーンはなく安心して観ることができたのに意外と怖かった。ジワジワ来るやつ。友達の弟のシーンが色んな意味でポイントになっていたな。
ただ、主人公のミアの行動がちょっとメンヘラ的で周りを巻き込むわがままを発動していくのが苦手。ちょっともどかしくて苛ついてしまった。でも全体としては問題ない。後半、当初のルールが曖昧になっていくのは少し残念だったけど、話の展開がいいから適度に怖くて楽しむことができた。
序盤で登場するカンガルーに違和感があったけど、オーストラリアが舞台なんだよね。事前にそれを理解していく必要があった。これから観る人はそれを踏まえてご鑑賞ください。
遊びで降霊術に手を出したティーンエージャーが酷い目に逢う…なんて使...
遊びで降霊術に手を出したティーンエージャーが酷い目に逢う…なんて使い古されたネタから、こんなにもスリリングなホラーが出てくるとは!ものすごくカジュアルに起こる超常現象に、それをスマホで撮りながら回し体験する、ほぼドラッグパーティーな陽気な心霊体験の描写も斬新だ。それでいて、ほんのちょっとの「深入り」でとんでもないことになるのもお約束だが、この悪霊たちの悪辣さは半端ではない。良い警官・悪い警官の手法まで使ってきて、子供が相手をするにはキツすぎる相手。それに無謀に・果敢に立ち向かう主人公もも容姿の美しさもさることながら、強さ弱さをちょうどいい塩梅で兼ね備えていて、最後まで勝敗の判じ難い、手に汗握る展開を魅せてくれる。オチも演出的に実にクール。
久々にガツンと来た
久々にガツンとくるホラーだった
邦画ではこんなの絶対できないだろうな
少年があんなに自傷するとか怖すぎる
出てくる霊がリアルだった。
あとお母さんの霊
あれはおそらく ”忌まわしい別の何か” なんだろう
これ観た後でランニングしようと思ったけど後ろが怖くて今夜は とりあえずやめときます。
メンヘラ
ストーリー的には読めすぎて、面白味も新鮮味もなかった。
霊に憑依される「90秒チャレンジ」が危険で快感という設定なのだが、これにハマって自我を失っていく子供たちの様子は、まるで法で指定されていないからとトリップする、脱法系ドラッグと同じような扱いでした。
そして、自死した母親のことを受け入れられない主人公が、ただただメンヘラ・重度のうつ病でしかなく。
周りの大人たちが子どもの心境に無理解で、優しく接しているつもりが、症状が悪化していくのを放置する中で、主人公はこの「憑依チャレンジ」の刺激にはまる展開。
バッドトリップの果てに、何をしでかすかは簡単に想像できるわけで。
思った通りの展開を見ながら、周りの大人が一番悪いよなこれは、とイライラしっぱなし。
他の子どもたちも同情の余地もない悪ふざけを繰り返すので、最後は「うん、ざまぁ」くらいの感覚しかなくなりました。
鬱の知識不足が招く悲劇という点では、年初に観た『The Son/息子』のホラー版みたいな印象。
スプラッタもゴアもない精神面の怪しさのみで、日本のいわゆるJホラーに近いしっとりした感覚に、動画のSNS拡散もまぶした変化球な仕上がり。
若い層にはいいのかもしれませんが、おっさん的には観て損したような。
なんとも後味が悪い…
ホラーとして、面白いとは思うのだけれどなんとも後味が悪い。交霊会しておおはしゃぎ、という発端がなんとも納得できず、自業自得パターンにしても他人巻き込みすぎ。ホラー映画好きだけどなんだかなー、って思ったさ。
怖いというより、面白かった
「ラム」「MEN」など、従来と一味違ったホラーを配給し続けているA24作品。
今回は霊に憑依されるタイプのホラーだが、怖いというより新しさを感じ、面白かった。
冒頭の、自分の父親を刺し殺し自殺するショッキングシーン、自動車事故で路上に瀕死状態で横たわるカンガルー、といった暗喩が、終盤でなぞられるうまさ。
幕切れのシーンは、そうきたか、と唸ってしまった。ヒロインのイライラさせられる行動も、このラストへ持っていくためのものだったのだと気付かされた。
鑑賞動機:新しい才能の予感8割、サンダンス2割
特級○物かなんかなんでしょうか、アレ。
もっと見るからに低予算だとわかる映画かと思っていたら、冒頭のパーティー場面からして、スムーズなカメラ移動、意表をつく展開など、すでに手慣れた感ある。
憑依されてる時点での本人視点映像を出さないことで不確かなことを増やしているとか、脇役も書き割りのモブじゃなくてきちんと背景の肉付けがされているとか、死刑が行き届いていて、ちゃんと作ってるという感じがした。
最後はそうくるか。今度はあの人たちが…?
この人見たことあるなあと思っていたら、ミランダ・オットーさんでしたか。
カンガルーがヒントになっていた
話の内容は知らずに観たら、久しぶりにかなりハラハラドキドキしました。オーストラリアの車が右ハンドルであることも初めて知りました。
よくあの気持ち悪い手に触れるなと思いながら、霊との交信をする話でした。
冒頭で死にかけのカンガルーに遭遇するのですが、この物語のヒントになっていたと思います。
カンガルーは、この物語のライリーを表しているのだなと思いました。
ミアはライリーとは対照的な結末ですが、あの世は案外孤独なところかもしれませんね。
精神疾患で例えるとライリーはうつ病の苦しみで、ミアは認知症のような状態かな。
結末が予測しにくいのがホラー映画のいい所で、結末の着地点も良かったと思います。
肩透かしだった
2年前の母の死について納得していない高校生ミアは、友人からSNSで話題の90秒憑依に誘われ参加してみた。左手のかたちをした置物を握って「トーク・トゥ・ミー」と唱えると霊が憑依するというもので、必ず90秒以内に離さなければならないというルールがあった。快感にのめり込みチャレンジを繰り返すミアたちだったが、ライリーにミアの亡き母が憑依して死因が自殺ではないと言い出し・・・てな話。
主人公ミアが自己中で全ての原因を作った張本人で観ていてムカムカした。
で、ラストは何?よくわからなかった。
色々と伏線は撒いてあったが、回収されず、面白くなりそうな感じはあったが肩透かしを食らった感じ。
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