TALK TO ME トーク・トゥ・ミーのレビュー・感想・評価
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おふざけではしないでね。
日本ではコックリさんを遊びでしてはいけないと何となく周知だと思うが、今作はお酒やドラッグでもするかの様に遊び半分のチャレンジで行う作品だったので、違う意味で気味が悪い。
わざわざそんな事するなよと思う。
御免なさい🙏,一寸舐(ナ)めてました…。
私は基本的にはホラー映画を好んで観には行かないが、言葉が正しいのかは定かでは無い!とだけは言って置こうと思う。 ゾンビ系?は駄目だがサイコホラー?って言うのかな?類(タグ)いはわりと好む。
上映してる(わりと良く行く映画館で上映してくれている)映画館と,軽めな子供騙(ダマ)し系&控(ヒカ)えめな脅(オド)かしホラーもんだと安易な姿勢で観れると思い、
レッツ・トライ!<何故(ナゼ),ソコで日本語英語になるのかは我ながら良く分からん処(トコロ)だが…>
いやはやコレまた意外にも私には、ヤられちゃいました!
良く分からん作り物(理科の実験室からでも盗んで来たんとちゃうの?<何故,突然訛(ナマ)るのかは?良く分からんが…>)みたいな片腕に、好き好む若者が集まって「トーク・トゥ・ミー」(話したまえ!)と言い、
色んな所で言われているが和製“コックリさん“的且つ単純⁉︎な展開の中で、おっかなびっくり展開が繰り広げられる。
ダニー&フィリッポウ兄弟と云う2人の監督作品の事らしいが、
血が繋(ツナ)がった兄弟だからこそこう云う作品が生まれたんであろうかなぁ〜⁈
丁寧なオカルト映画
TALK TO MIA
A24とは相性があまり良くないのだが、設定に惹かれることが多く、つい観てしまう。
突然扉が閉まったり照明が明滅したりといった“ベタ”を押さえつつ、独自の色も出ていてよかった。
ただ、ルールがよく分からない。
ライリーに憑いてたのはミアの母親だったはずなのに、(向かいの病室の?)じいさんになってたし。
マックスが偽物というのは、霊の虚言?
ミア(ともう一人)だけ霊が見えるようになった理由も不明。
憑依させなくても、どころか手を握ってなくても会話できてたのは何だったんだろう。
あれはミアの精神的な錯乱だったのかな。
個人的には、解決策に向けて「うまくいくのか、そもそも本当に解決するのか」のハラハラ感がもっと欲しい。
とはいえ、だからこそ何がどこまで拡散、侵食されてるか分からない怖さもあった。
憑依されてたとき、声色まで変えていたのも細かい。(本人?アテレコ?)
直球下ネタ暴言連発のジェイド母がいいキャラしてる。
あんな遊びをすることもだけど、親友の弟にリスク負わせて母親と会話しようとするなよ、と。
自分が母親引き当てるまで、憑依なしでガチャを回し続ければいいじゃん、と思ってしまった。
そんな主人公なので応援はできないし、オチには納得。
続編決まってるみたいだけど、何やるんですかね。
期待通り怖面白かった!90点
224 あー流れはいたって素直
ウワー!バカーン!ドッチャン!の勢いだけかな、と
想像していたがキチンとした作りになっていたので
結構面白かった。
オトンがやられるとこなんぞ理にかなった仕掛けだったし。
ま、最後は収集つかんようになるから
こうするしかしょうがなかったんでしょうが。
しかしゲージンてのは我がの事になると
他人の迷惑省みずになることが多いねえ。
それとポリコレ入れるな、ちゅうーねん。
ホンマにげーこくではこんなカップル普通なん?
これだけで白けるんですが。
60点
イオンシネマ草津 20231229
てことで今年は鑑賞60本ちょうどで打ち止め。
来年はおカネないからもう少し節約するかな。
正統派西洋ホラー
共感ポイント一切なし
音でビックリさせるシーンも1〜2箇所くらいありますが、 基本的にビ...
取り返しがつかない事
ゾワッとする。
若気の至りってのはいつの時代もあるもので、本作では降霊術がそれにあたる。
いやいや、さすがに…と否定したいが、その世界観への導入は流石であった。
好奇心はどんな障壁をも超えてしまう。自分もこっくりさんとかやってた時期あったなぁとフと思う。
「ビビってんじゃねえよ。」
そんな言葉で人生を棒に振る過程を見せつけられる。
ある儀式を経て、憑依される。
その90秒間ってのは、とてつもない快感があり、中毒性があるらしい。
が、そのルールを破る奴は必ず出てくる。それが本作の主人公で…物語が進むにつれエクソシストで語られる「悪魔の囁き」を想起させる。
悪魔に取り込まれていく過程はそら恐ろしく…人間ってのは、信じたいものを信じたいように解釈する習性があるのだなぁとゾクリとする。
憑依された状態で死ねば体を乗っ取られるってマイナスなルールが、彼を殺してあげる事は苦痛からの解放で彼を救済する行為って解釈に変化していく流れは秀逸だった。
洗脳ってこういう事なんだろうなぁ…始めに憑依されたのは、きっと主人公の彼女だったのかもしれない。
ラストは立場が入れ替わる。
彼女は暗闇に灯された微かな灯りに浮かぶ、差し出された手を握る側になる。
その戸惑いや緊張を描いたラストが、なんだかとても説得力があった。
色んな意味で怖かったわぁー
憑依体験とオーバードーズ
ホラー映画に限って前後左右座席が空席。
降霊術。ダメ。ゼッタイ。
今年最後の映画鑑賞ということで、A24発のホラーである本作を観に行ってきました。チラシの写真にもある呪われた左手の彫像と握手して「Talk to Me」と言うと怨霊が目の前に現われ、さらに「Let You in」と言うとその怨霊が自分に憑依すると言うお話でした。
降霊術とか憑依の話なので、言わばコックリさんとか恐山のイタコみたいなものと言えばそうなのですが、若者が集まってスリルを感じるために降霊術を行っていることや、1回当たり90秒を超えて怨霊を憑依したままにすると、その怨霊が体内に憑りついたままになってしまうという設定は、若者のドラッグパーティそのものであり、また分量を誤ると廃人になるのもドラッグと同様であること、現に劇中時間制限を超えて怨霊が憑依した登場人物が廃人になってしまったことなど、怨霊物というより、ドラッグ物と言った方がしっくりくる感がありました。
主人公ミアは、自殺した母親の怨霊に憑りつかれてヤバい感じになってしまうという最悪の結果で、こんな話を見せられれば、誰も降霊術なんてしないと思うと同時に、そのメタファーであるドラッグについても、手を出したいとは思わなくなる創りにしていたように思えてなりませんでした(個人の感想です)。いずれにしても、そういう展開を観た結果、本作はホラー映画というより、薬物乱用防止キャンペーンの教育映画みたいだと感じられたというのが私の結論でした(個人の感想です)。
うーん、ホラー自体が体質に合わないんだろうか???
そんな訳で、評価は★3とします。
成程、面白いアイデア
成程、降霊術をこう扱うのかと、面白いアイデアだと思いました。
不穏すぎる冒頭からテンポよく、心情描写や恐怖描写、サスペンス描写も丁度良く、最後まで楽しめました。
主人公の喪失感、周囲のノリに無理に合わせようとする痛々しさなど、若者が抱えている孤独感がよく伝わりましたし、そこから降霊にのめり込む様子も、そのままドラッグにはまるかのよう。
トラウマや孤独感から何かに溺れる、とり憑かれるということを表しているようで、そういう部分の恐ろしさも感じます。
そこでやめとけというところで判断を誤りヤバいことになるというのもお約束ですが、友人の弟が善良さと朴訥とした雰囲気がありとても好感が持てるので、弟どうなるんだ?助かってくれ!、という部分が個人的にはかなり引っ張ってくれたと思います。
主人公の母も憑かれた状態だったのかと考えさせられる部分もあり、母の霊はもう別物となっておりあの世へ引きずり込もうとしていたのか、と解釈しています。
主人公の結末は、きっかけは喪失感や孤独感が元となっているので、やはりなんともやるせないです。
最後、ギリギリで思いとどまったのか、友人が阻止したのかはハッキリしませんが、カンガルーの件もあり良心から思いとどまったと考えたい。
ラストシーンも成程と、このストーリーに合わせた綺麗なオチだったと思います。
やるせないですが…
ちなみに、あの動物は鹿かと思っていましたが、まさかカンガルーとは。
オーストラリアあるあるなんでしょうか。
霊の誘惑と支配
怖い霊ではなく…
すごく面白かった。
ハリウッドのパターン化されたホラーじゃなくて、ちゃんとアイデア勝負になってるところが良かった。
「世にも奇妙な物語」をすごくちゃんと作った感じ。
ジャパニーズ・ホラー的な、主人公の心情や精神性を深く掘り下げた物語になってるところも良かった。
ただ、「怖く」はない。正確に言えば、霊とか心霊現象に対しての恐怖感はほぼ無かった。その点ではホラー映画に対する期待どおりというわけではなかった。
ショックを受けたのは、弟くんが自分で激しく頭を打ち付けたり、自分の目玉取り出そうとしたりするシーン。あまりに痛そうで「ぐあああ~!」と悶絶してしまった。でもこれは霊に対する恐怖では無い。
霊が物理的な実体や力を持ってないのに主人公たちを攻撃している描写がうまいと思った。一見、霊はドアを開け閉めしたり、ものを破壊したり、主人公に暴力をふるっているように見えるが、実はそれは主人公の頭の中だけで起こっている。そして、主人公自身に彼女の大切な人を攻撃させる。
Talk to me というのは、霊とアクセスする文句であると同時に、主人公の心の弱さを象徴する言葉でもあるんだろう。主人公は、友達、友達の弟、元彼、そして死んだ母親と話したがっている。病的な寂しさを心に抱えている。そのせいでウザがられたりもしている。でも、一番話すべき相手である父親には心を開けない。
友達の弟に降霊を許してしまったのも、弟くんのことを真に思いやっての行動ではない。自分が嫌われるのが怖かったからだ。
主人公はこういう心の弱さを徹底的に悪霊につけこまれる。「母親は自殺した」という父親の言葉を信じるよりも、「それは嘘だ」という霊の言葉を信じてしまった。「信じたくないことは信じない」という心の弱さにつけこまれた。
最後、弟くんを殺すのではなく、自分自身が道路に飛び出したのは、どう解釈できるだろう。最後の最後に、主人公が正気になれて、かろうじて自分自身が飛び込むことで弟くんを助けることができたのか? それとも、霊がねらっていたのははじめから弟くんではなく、主人公だったのか?
主人公が死んで霊になったあと、知人の誰からも認識されない、という究極の孤独の地獄の中で、唯一見えた希望の灯りが、件の降霊会、というオチが秀逸だと思う。ありがちなオチのようだけど、主人公の寂しがりの性格はこのオチのためのものだと思う。これまでの降霊会で、霊たちがいったいどんな気持ちで生者の前にあらわれていたのか、共感できてしまう。
物語の中盤までは、「霊は何を考えているか分からない、危害を加えてくる怖い存在」だったのが、この最後のオチで、「どんな手段を使ってでも生者にすがろうとする、哀れな存在」に変わる。
安易なハッピーエンドにしなかったのも良かった。最後の最後で母親の本物の霊が娘を助けた、みたいにしがちだけど、そうならない方がいい。主人公は大事なところで常に、生者の言葉ではなく、死者の言葉を聞こうとしたり、聞いてしまったりしていた。その顛末はアンハッピーエンド以外にはない。
「霊の立場からの世界」というので連想するのは、山岸凉子のホラー作品。特に「化野の…」とか。主人公がとりわけ悪人というわけではないのに、惨いことになる理不尽さもなんか似てる。
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