劇場公開日 2023年12月22日

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「イカれた高校生達の危険なお遊び」TALK TO ME トーク・トゥ・ミー カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0イカれた高校生達の危険なお遊び

2023年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

すごく面白かった。

オーストラリア映画であまり予算をかけてなさそうだが、発想と表現方法で面白く見せる工夫感が伝わり楽しく見れた。
今後は霊に乗り移られると黒目になるという設定をあちこちで見かけそうな気がするw。

非常に感情移入しづらいメンタル激ヨワで超身勝手な主人公だが、彼女なりにきっちりと落とし前をつけたところもお話として納得感があった。

パーティ?にミアが来た時に「ベタベタしてるから嫌いなんだよ」と言われて酷いこと言うなあと思ったが、話が進んで行くとなかなかどうして的確な分析をしていることがわかり、あのタバコばっか吸ってるやんちゃな同級生の評価が途中から上がったw。

ジェイドの弟のライリーは相当のホラー顔でオーストラリアの子役の層の厚さに感心させられた。(ヘレデタリーの息子役に匹敵)

子供の前でも躊躇なく物凄くストレートで汚い言葉を使うジェイドの母親にはつい笑ってしまったが(と言うか絶対に笑わそうとしてるし)、息子があんなことになったにも関わらず薬をやってないことがわかっただけでミアを簡単に許す結構な寛容さw。

心に隙があったからか、もしくは90秒を超えたからか、ミアが母親などの霊を見るようになってしまった理由がよくわからなかったが、足を舐めているシーンにはひっくり返った。
せめて服を脱がそうとするとか、もう少し別のアプローチでも良かったのではと思ったw。
まああの元彼も犬と激しめのディープキスをさせられバツゲーム感半端なかったけど。

ミア役の子はすごく可愛いかったので、次回はハリウッド映画で会えそうな気がする。

別の"手"があると言ってたような気がするので、次作にも期待したいと思う。

カツベン二郎