「バケツ手洗いは自宅用ですよね!?」クオリア Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
バケツ手洗いは自宅用ですよね!?
田舎町で養鶏場を営む田中家と、住み込みで働き始めた夫の不倫相手の荒んだ人間関係の話。
養鶏場を営む俺様夫、ゆるふわを通り越して最早発達障害?な嫁、弟と嫁のことを何でも決める足の悪い義姉、そして鶏ヲタクの住み込み従業員が暮らす家に、夫の不倫相手の妊娠したと宣う女がやって来て巻き起こっていくストーリー。
そもそもの夫との馴れ初めはまるでわからないけれど、やす子バリになんでもはい〜な嫁の勘違いでバイトに雇うことになったけど、世間体という意味では最早アウトだし義姉は何で…まあいざとなったら逃げるタイプだからそんなものかw
逆算したらすぐにわかりそうなものだけど…なんて思っていたら、まさかのあ〜そういうことなのね。
コミカルっていえはコミカルだし、ブラックといえばブラックだけど、ちょっとアホっぽ過ぎてそれほどは盛り上がらないし、最後も何でそのタイミング?鶏さんの為?今更その展開でそれだけではもの足りないっす。
返信ありがとうございます。
監督からお話を伺うまではもう少し評価は低かったし、本来そのままにするのですが…
ひとつの情報で、様々な台詞や行動が繋がって腑に落ちたのが面白かったのです。
このあたり、ほんの5分の尺や一言の台詞で解消できそうで、映画の難しさも感じました。
こんばんは。
ラストは自分も読み取れなかったので、監督に質問してしまいました。
足の悪い姉と妊婦の咲だけを残すことができず、良介の出所を待って家を出た、とのこと。
必要とされることに拘っていた優子が、役目を失ったと感じたのかも。
劇中だけで読み取れるべきだとは思いますが、話を聞くと色々繋がる部分もあり…
汲み取れてない部分も多いですが、(監督の人柄補正もあり)個人的には好きでした。