ギルティ/罪深き罪のレビュー・感想・評価
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無罪にしていいものか・・・
ジェニファー・ヘインズ(デモーネイ)には結婚も考えてる恋人フィル(ラング)がいる。しかし、女たらしのデイヴィッド・グリーンヒルは執拗に彼女にからんでくる。前半だけでは彼の真意はわからない。ただ、美人弁護士を落とすことしか考えてないように見える。とにかくジェニファーとフィルの間を裂こうという魂胆ばかりが目立ってるのだ。
冒頭の裁判にも傍聴してたデイヴィッドだったが、事件以前にもジェニファーの弁護する裁判へ傍聴に来ていたことを打ち明ける。面談を進めるうちに、デイヴィッドが彼にも殺人を犯してるんじゃないかと匂わせてくる。事件の前に自分が計画的に陥れられるんじゃないかと心配になり、父親同然の私立探偵モー(ジャック・ウォーデン)に相談する。なんだか怪しい事件が浮かび上がってきた。
検察側の手紙については胡散臭さが残り、このままでは無罪を勝ち取ってしまう・・・そこで考えたジェニファーは自ら不利になる証拠を捏造し始めた。そりゃまずいだろ・・・しかし、陪審員は評決に至らず解散。裁判は後日に持越し。靴底にまで工事現場の粉をつけたのはまずかったな。こりゃ殺されるぞ!と感じた。
モーも殺され、魔の手はジェニファーも襲う。なんだか高層マンションから一緒に落ちちゃったけど、うまいことデイヴィッドだけが死んでくれた。
あそこまで弁護士に食いつくストーリーを思いつくなんてのは面白い。訴えようにも、被疑者の弁護士なんだから証拠として認められず、秘密の保持を守れないことで弁護士はクビになるという脅し。その上、共犯者にさせられたら、あとは力づくで解決するしかない・・・フィルを殺されなかったのは運がよかったとしか思えない・・・
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