「夏の果」市子 JBはただの映画好き。さんの映画レビュー(感想・評価)
夏の果
夏の匂いと静寂が心に響く作品。
特に衝撃的だったのが、妹を殺めるシーンの長回しの静寂。
その静寂が怖くも感じるし、悲しくも感じる。
妹の酸素マスクを外した時、市子は何を考えていたんだろう。
市子を見つめる妹は何を思ったんだろう。
お母さんが帰宅したあと、「お母さん。うちな…うち…」と口を開いた市子は何を言いたかったんだろう。
あと、エンドロールに音楽が使われていないのも斬新。
夏の物悲しさが伝わってくる。
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