「タマ子でもあみ子でもなく…」市子 ジョンスペさんの映画レビュー(感想・評価)
タマ子でもあみ子でもなく…
杉咲花を観に行く作品。ポスターのドアップを見て、前よりかわいくなったな岸井ゆきの(岸井さんに失礼!)と思ったが、髪から出ている耳で杉咲花に加点していると言えなくもない。戸田彬弘監督は劇団をやってるとのことで、三浦大輔や加藤拓也など最近の演劇人監督作とは相性がいいので本作にも期待。
話は時系列をいじくりつつ見せていくミステリーでそこは楽しめたけど、実はけっこう重たい社会派テーマの話ゆえに、筋ジスの娘にしても頬がただれた希死念慮のある女にしてもその扱われ方が引っかかってしまった。毒親設定とはいえさすがに「ありがとう」はないわ。でも「市子」というタイトルからしてホラー作品だと解釈すれば納得できなくもないような気も…。
小学校時代の市子は将来、杉咲花ではなく前田敦子になりそうだったが、中田青渚のケーキ屋が近所にあればぜひ買いに行きたいと思った次第(余談)。
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カールⅢ世さんのコメント
2023年12月30日
さすがに杉咲花をかわいくなった岸井ゆきのと勘違いするのはないでしょうよ。5歳も歳違うし。岸井ゆきのをディすらないでくださいよ。大きな声ではいえませんが、芳根京子と杉咲花、二階堂ふみと宮崎あおいはすぐに見分けられる自身ないです。全裸に近い状況だったらなおさら。