「味噌汁は幸せそうなにおい」市子 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
味噌汁は幸せそうなにおい
彼氏にプロポーズをされた翌日、突如自宅から姿を消した28歳の彼女の過去の話。
3年間同棲していたけれど彼女の出自のことを詳しくは知らないという彼氏の元に刑事が訪れ、出身地の東大阪に該当する人物はいないという情報が…「ある女」的な?
そして小学生時代に遡り市子や彼女と絡む人物や母親&父親と思しき男の関係をみせていくけれど、市子?月子?本当は市子?
冒頭からTVのニュースの強調が凄く、なんとなくだけど想像がついてしまうものがある上に、刑事がペラペラと説明してくれたりする内容などから、中盤に差し掛かるぐらいにはどういうことかはかなりみえてしまうので、サスペンス性よりもドラマを楽しむ作品という感じ。
哀しくドロっとした内容はやり切れなさがなかなか良かったけれど、行ったり来たりクドいし、チョット無理がある展開も。
その割に衝撃的な部分とか落とされる部分とかが弱くて、更には市子の心情を掘り下げてみせる部分もなくて、面白いけれどもう一歩というところかな。
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りかさんのコメント
2024年9月23日
共感とコメントありがとうございます😊『火車』は、日本ではドラマ(財前直見)韓国では映画になっています。父の借金の取り立てが命を脅かすくらいなので、家族のいない人を見つけて近づき殺してなりすますのです。韓国のはバラバラ血の海でエグかったです。恋人ができてバレていったような。