フェラーリのレビュー・感想・評価
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レースの場面凄い
こんなにリアルな映画が作れるなんて監督凄い!それに主役の男優カッコ良すぎ。GUCCIの時もそうやったわ、本物やんって今回も思って、のめり込んで見てた。いつになったらこんな映画作れるかなぁ
One Condition
世界的自動車メーカーの創業者、エンツォ・フェラーリとその妻ラウラの苦悩の時代を描くドラマ色の強い作品でした
カーレースとレーサー/開発者に焦点を当てた「ラッシュ」や「フォードvsフェラーリ」とは少し毛並みが違い、経営者とその妻の強かさと傲慢さが印象的な「ハウス・オブ・グッチ」寄りか(くしくもこちらもアダム・ドライバーさん主演)
作中一貫して良かったのはペネロペ・クルスさんの演技
最後の「願望」に彼女の苦悩全てが回収された感じで、あれがなければ読後感はかなり変わったかも
そして史実でもエンツォはそれを守った様です
実質的な条件だったんですかね
という事でドラマパートも見応えがありました
ありがとうございました
終盤、カーレースの臨場感はスタイリッシュなアクションが素晴らしいマイケル・マン監督の真骨頂
1957年という時代設定、レトロな車の疾走・建築物・風景に目を奪われていたら突然・・・
車酔い注意
特に車が好きというわけではなく、フェラーリは馬のマークの速い車というくらいの、知識とも呼べない浅い情報しかないけど、予告編が面白そうだったから鑑賞。
エンツォは傲慢だし、ラウラはヒステリックだし、まあ好きになれない二人。
しかし終盤のラウラは、なかなか肝の据わった感じで嫌いじゃない、がその直後、やっぱり好きになれない人だった。
流石にレースのシーンは圧巻の迫力、だけど酔う。体質の問題だろうけど、あまり前列だと気持ち悪くなるかも。
しかもあんなん知らなかったから、不意打ちの衝撃に驚いた。
とはいえレースシーンだけでも観る価値はあったかなと思う。
アダム・ドライバーは太ったり痩せたり老けたり若返ったり、デフォルトの状態は一体どれなんでしょう?
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悪は存在しない
深い悲しみ
前知識無しで見ました。
映像、音響、構成、ストーリー
すべて良かったです。主人公が一番誰よりも深い悲しみに有るのに、それを押し殺して理想のためにクールに耐えているのがとてもカッコ良かったです。息子のお墓で泣くシーンが印象に残りましたペネロペクリスの
華やかさを押さえた演技も良かったです。もっと軽い映画と思っていました。でも重みもあって見ごたえの有る作品です!!
ラウラの生涯を深掘りしたくなった
アダム・ドライバーには、長髪のイメージがあったけど、短髪でグレイヘアも似合っていた。「フェラーリ帝国」を築き上げる前のストーリー。事業継続も男女の関係も駆け引きとタイミングが大事なんだなぁ。
後半のレースシーンは車載カメラの存在によって、「うわっ」っと声が出そうになる場面がしばしば。
エンツォの人生よりも、その正妻であるラウラのことを知りたくなったな。
フェラーリといえばディーノ
フェラーリの栄光以上に影の部分が重厚に描かれる。『フォードvsフェラーリ』のテイストを若干なりとも期待していたのだが、フェラーリの妻の強烈な一発で、人間ドラマに引き込まれる。
フェラーリが、息子に内燃機関を説明するシーンがある。吸気口に入り込んだ蟻に例えて、視覚的感覚的にガソリンがエネルギーに変わる様子を説明する。息子にレクチャーする姿は、楽しくてしょうがないといった感じで、最高のエンジンを求めてやまないエンジニアの性を強く感じる。
かと思えば、レーサーに対しては、「死をも覚悟して臨むべし」といった内容の檄を飛ばし、経営者としての冷徹な面も持ち合わせる。
あわせて、フォードとフィアットを競わせて会社の値を吊り上げる戦略家としてのエピソードもあり、『フォードvsフェラーリ』の前日譚としても面白い。
スーパーカー世代の自分としては、フェラーリといえばディーノ。ディーノといえばフェラーリ。
栄光の影に悲劇あり。そういった物語でございます。
心の庭に咲くバラは…
「死と背中合わせの情熱だ。そして恐るべき喜びだよ」
スポーツカーの歴史に名を遺し、モータースポーツ界の盟主として君臨する"跳ね馬"フェラーリ社の創業者エンツォ・フェラーリと彼の家族の物語。「スターウォーズ」新三部作のアダム・ドライヴァーが特殊メイクで59歳(1957年当時)のエンツォを演じる。監督は「ヒート」のマイケル・マン。
元レーサーのエンツォは1947年にフェラーリ社を設立し、妻ラウラ(演:ペネロペ・クルス)と共同経営していた。しかしエンツォには戦時中から交際していたリナ(演:シャイリーン・ウッドリー)という浮気相手がおり、彼女との間にピエロという隠し子をもうけていた。1956年、実子ディーノが病気のため24歳で急逝したことを機にエンツォとラウラの間は冷え込み、離婚も秒読み状態になる。1957年、ライバルであるマセラーティ社が当時イタリア最大の自動車レースであるミッレミリア優勝に向け気炎をあげるなか、エンツォは闘志と裏腹に自社のマシンの不安定なパフォーマンスにより契約ドライバーを次々と失う。時を同じくして、スペインからアルフォンソ・デ・ポルターゴ(演:ガブリエル・レオーネ)がドライバーとして売り込みに来る。
僕はF1のスクーデリア・フェラーリのファンだ。一時期ほどではないが、現在でも「ティフォシ」の端くれくらいの矜持はまだ持ち合わせている。映画史において、フェラーリは常に敵として描かれてきた。「グラン・プリ」(1966)然り「フォードvs.フェラーリ」(2019)然りである。打ち負かされる跳ね馬など観たくもないから僕は常にこれらの作品を拒絶してきた。今般、そんなフェラーリが珍しく主役として描かれるということでやや期待値高めに観ることにした。
率直に言って、少し思っていたのとは違うかなという印象。これが観終わって1日、1週間と経つとどう気持ちが変化するかはまだ分からないが、ジワジワと描いた感はある。そして華やかなロッソ・コルサの車体とは裏腹に作品のトーンは終始暗い。特にラウラ役のペネロペの暗さは凄まじい。暗黒面の象徴とも言うべきアダム・ドライヴァーを前にしてここまで暗くなれるのかというくらいに暗い。レーシングの映画なのだから、もう少し吹っ切れた描き方をしてもよかったのではないかと思った。まとまりがいいとも言えるが、個人的にはどっちつかずな感じが否めなかった。
それでも、1957年ミッレミリアのシーンは大迫力。当時の自動車も数多く登場し、環境に配慮した現在ではもはや拝めなくなったモーターサウンドをじっくり堪能できる。剥き出しの車体に不十分なヘルメット、当時のドライバーが如何に死と隣り合わせだったかが窺える(これが後々ショッキングな展開をもたらすのだが…)。
気持ち、もう少し重厚感(基本英語でやりとりしている違和感など)が欲しかったが、サウンドが聴けたから良しとしよう。
俯瞰
93本目。
レース中心かと思ってたら、その裏側を描いた感じがする。
何が起きても、他人事までとは言わないけど、俯瞰してる感じ、自分に蓋をしたと言うか、仮面被ってる感じにも思える。
結局それは、過去が影響してる事だろうけど。
レースシーンから始まったけど、ちょっと?
その?は全体的にボリューム抑えめな感じで、音を立てヅラい空気。
それが独特の緊張感、落ち着き、フェラーリの芝居にも影響してるかもと思うんだけど、自分には苦手な部類。
時間との戦いを覚悟してしまったかな。
フェラーリの人生を駆け巡る
公開日に早速鑑賞!アダムドライバー主演なら観ないとと期待して観に行った。
レースにかけるエンツォフェラーリの物語かと思ってたけど、家族の話でもあるんやね。トップとして仲間が死んでも非情にならないといけない場面もあるし、父親夫として責任を取らないといけないところもあるし…ちょっと思っていた内容と違った。爽やか…とはいかずそこそこエグいシーンも出てくるが、あんな公道でレースをやっていたなんて驚き。
テーマがちょっとブレていた気がするので家族愛をテーマにするのか、レースをテーマにするのかどちらかでもよかったかもしれない。
ラウラを演じていたペネロペが印象的やった。一緒に観に行った人がアダムドライバーやと気がついておらず、え!スターウォーズの人なん!?と驚いていた。どちらもいい俳優さん。
エンツォ・フェラーリという人の人生の映画
「フォードVSフェラーリ」とか「RUSHプライドと友情」みたいに迫力あるレースシーンがメインかと思っていたら後半だけで、ほとんどがエンツォ・フェラーリの人生の内容でした
それはそれで面白く観れたけど、私にはこのエンツォ・フェラーリの人間性を受け入れるのはちょっと難しかったです
会社倒産の危機を脱するためにレースで優勝しないといけないのは理解できるけど、ドライバーにブレーキを踏むなという指示とかどうなん…そんな社長のためにレースに命懸けたくないよねとか思ってしまいました
私生活でも浮気して子供までって
いやもうそれはだめでしょ
夫には浮気され、一人息子もなくして、姑は意地悪だし、奥さんのラウラが可哀想でした
それでもあの小切手の使い方は潔くカッコ良かっです
浮気相手の子供への対処は子供が可哀想ではあるけど、そこは彼女のプライドなのか批判する気にはなれませんでした
そのラウラ演じるペネロペ・クルスがほとんどノーメイクぽく、いつもの美しさ封印で好演されてたと思います
そして後半街中や田舎の道路でのレースシーン、きれいなイタリアのロケーションだと持っていたらあの事故シーン
かなり観るのが辛いシーンでした
そんなレースがあっての今のフェラーリ社
真っ赤なフェラーリをこの作品を観る前みたいにカッコ良く思えなくなったような気がします
タイトルはフェラーリだが内容はエンツォの話し
フェラーリというタイトルなのでフェラーリという会社の話しかと思いみたけど、単にエンツォの浮気で精細と愛人との関係が主で車は飾りみたいな映画です
まずスタートでテロップで状況説明から入るのも
なんだか好みじゃないし、終わりもテロップ処理で説明
基本的に設定だけで泣ける人
手放しでフェラーリだから良い!
じゃないと観る価値はない気はする
フォード vs フェラーリ みたいな映画ではなく
レースシーンも迫力はなくて
クラッシックフェラーリを走る様が見れるだけで
よしなら問題はないかと思います
兎に角 退屈な映画…
フェラーリさんのヒューマンドラマ
アダムドライバー演じる貫禄のあるフェラーリさん、毎日全力で生きている感じがしました。気性の荒い妻役にはペネロペ、外股でカツカツ歩く姿が印象的。ドライバーの1人に白髪のパトリックデンプシー!見どころは”ミッレミリア“。暗闇の中でスタート、コースとなる道も分からないドライバー。ハラハラどころか、ビックリで思わず声が出そうになった。フェラーリ公式HPにも歴史が公開されていますね。フェラーリさんのピエロを愛しているところが良かった。フェッラ〜リって発音、ラのところで巻き舌になるんですね。
映像が。。。。
映画館の予告編で何度か観ていだけど、あまり興味がなく観るつもりではなかったのですが、ふと気が付いたらチケット買ってました。
結果としてはもう一度劇場の大画面で観たい!
でした
エンツォの傲慢な人間性と、繊細な気持ちを演技と事細かな映像と音楽での表現が絶妙ですっかり没入してました。
特に映像は劇場の大画面をこれでもか!と使いまくり引き立ってました。
ストーリー、演技もさることながら、とにかく画面の美しさが際立ってました。
マイケル・マン監督らしさ
マイケル・マン監督らしくスタイリッシュな作品。
映画の中でフェラーリ以外に当時の乗用車も車好きには嬉しくなる。
アダム・ドライバー、ペネロペ・クルスの演技も最高だった。
ただフォードVSフェラーリの様な作品を期待するなら全く違うので不満は残るかもしれないがマイケル・マンの過去作品「ALI」等が好きなら監督の意図も分かるので必見です。
⭐︎3.2 / 5.0
7月5日(金) @映画館
フェラーリ
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全てが中途半端で何を描きたかったのか?🤔見どころは最後のレースシーンぐらい?人が吹っ飛ぶCGが毎回お粗末で笑えたw
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#movie 🎬2024
#備忘録
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#映画好きと繋がりたい
#映画好きな人と繋がりたい
渋い&オシャレ
フェラーリ創業者のエンツォ・フェラーリを描く伝記映画。
かなり渋めのテイストで説明も少なく登場人物もたくさん。知識のないまま観賞したので、ついていくのが難しかった…。
私生活も会社経営もピンチのエンツォ(私生活は自業自得だけど)と、新たにフェラーリチームにジョインしたドライバーのデ・ポルターゴ。この2人と彼らに関わる人々が描かれていましたが、わりとエンツォの方は地味で、ポルターゴの方がドラマチックに感じました。だからなのか、レースシーンは勿論迫力があったし、とても拘って再現されたという当時の美術や車は素敵だったけど、全体的にはエンタメ感薄めの伝記映画という印象。つまらなかったわけじゃないですが。
それにしても、どうして危険なカーレースをあんな道路の際々で見るんだ…怖。
アダム・ドライバー
情報を入れずに観るのが好きで、あらすじ読まないで観るのが、ほとんどなんですが、
最後エンドクレジットが出るまで、主演がアダム・ドライバーって事に気が付かなかった(笑)
それぐらい、言われなきゃ分からないぐらい、普段のイメージとは違う。
上手い役者だな…と思ってたんだけど、アダム・ドライバーの変幻自在ぶり、やっぱりスゴイ!!
奥さん役も、ペネロペ・クルスに似た上手い女優だな…と思って観てたらエンドクレジットで発覚、本人だった(笑)
さすがに自分の前情報の入れなさ過ぎに絶句しつつ、なかなかの余韻でした。
マイケル・マン監督って事は知ってたので、全編を貫くクールさに、さすがだな…と、感服しながら観賞。
ただ、いっぱい名前が出てきて覚えるのが大変、結構こんがらがりました。
アダム・ドライバー演じるエンツォ・フェラーリには、奥さんと愛人がいます。
ペネロペ・クルスが奥さんで、リリー・ジェームズに似た人シャイリーン・ウッドリーが愛人です。
終盤ショッキングな事が起きるけど、あまり調べずに何も知らない状態で観た方が楽しめると思います。
ウーハーをフル稼動させた重低音上映で観たんですが、運転席でエンジンの揺れを感じるような、すごい迫力でした。
ぜひ、音響の優れた大画面の劇場で、しかも前の方が迫力が増して、より楽しめるかもです。
スコアは、80点ぐらい。
もう1回観たい♪
※原作はノンフィクション本(読んでません)
浅いかな
まず、レーシング風景や当時のマシンの緊迫感には引き込まれました。アダムドライバーも大好きな俳優でよかった。イタリア人は女性が強いなぁも印象的でした。作品自体については1950年台後半に焦点をあててある事から今の一般的な観客が生まれる前の話が主となります。フェラーリの歴史の中では重要な位置付けとはわかりますが、今までの名車にもっと焦点を当てて偉大なフェラーリの系譜を描いて欲しかった。後年のエンツォはもっともっとカリスマ性が高まってたと思います。フェラーリの誕生から今日の栄光までもっと観たかったです。日本にも本田宗一郎さんが居ました。世界に誇る偉人を日本でも映画化できないものでしょうか?日本人による日本語の作品をね。今作で気になったのが何でイタリア語じゃないの?でした。是非イタリアでイタリア語の作品を作って下さい。
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