フェラーリのレビュー・感想・評価
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鑑賞動機:予告9割、アダム・ドライバー1割
序盤の、ライバルの動向と家の修羅場の組み合わせと見せ方とか、中盤のオペラを媒介にしてそれぞれの過去の場面がインサートされるところとかは、登場人物が多くて多数のことが同時進行してる(中盤は回想も混じってるし)こと手短に提示する手際は、手練れの監督だからか。
あれだけ体格のいいドライバーと対峙するクルスの迫力のすごさよ。
家庭人としてはひどい男だけどある意味フェラーリ社を最優先したということなのかも。
レースシーンになってからは、正直ゴーグルで誰が誰やらわからなくて…。吹っ飛び方にちょっと笑ってしまった。
景色が一見の価値あり
イタリア人がフェラーリを溺愛する理由
個人的にはモータースポーツファンなのでレースシーンを始め、見るもの全てがメッチャ面白かった!場面の隅々までカッコ良くてクルマ好きジジイのオイラ痺れまくったわ(笑)
ミッレミリアを主軸に据えつつ、情熱的人生を生きるフェラーリ本人とフェラーリ家の内情、妻と愛人と子供たちとの愛憎を丹念かつテンポ良く描き切っていたので最後まで興味は尽きなかった
観る前にヨーロッパにおけるモータースポーツの位置づけは最低限理解しておいたほうが素直に楽しめるかもしれません♪
頂点のF1はヨーロッパではサッカーに次いで自転車と並ぶ人気スポーツなのは万人周知、もはやこれは常識とも思いますが、そのレベルはヨーロッパ文化の一部であり、日本で言えば野球や大相撲以上のレベルなんだと思う
バブル前後の日本でF1の世界戦略プロモーションのおかげで一時的に人気に火がついたけど、不景気風がビューッと吹いた後はすっかり鎮火して、自動車生産王国の日本なのに残念ながら文化と呼ぶに相応しいレベルにはほど遠い
イタリア🇮🇹人だけは自国選手の応援というよりも兎に角、フェラーリ フェラーリ!
フェラーリ愛一途らしい
世界的な自転車レースフォトグラファー砂田弓弦氏のブログで読んだけど、イタリアの街角のバールでは老人たちが今年のフェラーリは強いとか、マクラーレンはダメだねとか、呑みながら楽しそうに議論してる光景は日常茶飯事、まさしく文化の一部なんだと
正直、この映画をモータースポーツファン目線で見てしまったので鑑賞直後に簡単に傑作と褒めちぎるには興奮しすぎてて少し抵抗感があります
でも時間経ったら傑作と呼ぶに違いないな
悪しからず(笑)
まぁまぁ面白かった
彼は勝ち、負ける
「フォードvsフェラーリ」を敬愛するばかりに、レースシーンの少なさは物足りなさを感じさせる。ドラマパートにおいてもつまらないシーンが多く、ちょいちょい眠気に襲われる。しかしながら、アダム・ドライバーには魅せられ続け、好きか嫌いかで言えば中々に好きな作品。
まだまだ若いのに、ここまで威厳を出せるアダムは流石である。彼の表現力が択烈しているばかりに、脚本や演出がかなり及んでいないのが、どうしても気になってしまう。フォードvs...で製作総指揮を務めたマイケル・マンがメガホンを撮っているにも関わらず、ジェームズ・マンゴールドの実力があまりに優れていたのか、どうも二番煎じ的な映画に仕上がっている。
それでも、終盤はこれまでの弱い部分を巻き返しくるくらい興奮したし、見応えを感じた。フェラーリ社、エンツォ・フェラーリがあの短時間に詰まっている。伝記映画は、当時の時代背景、主要人物の詳細な情報を頭に入れていた方がより楽しめるし、本作だってそのような映画のひとつなんだけど、無知であったおかげであのレースはかなり衝撃的で、何も知らない状態でいくのもある種の楽しみ方だと個人的に思った。
生死の関わるレースで、勝ちのみを目指す。彼は果たして、勝ったのか。それとも、負けたのか。大スクリーンで見る価値は、大アリ。
ライバル車の色、赤ではなくて良くないですか?
幸せそうに見えない男
過去の栄光、地位、名誉、妻に愛人に、息子たち。
何もかも手に入れているようでいて、全く幸せそうに見えない男、エンツォ・フェラーリ。
ひたすら自分の信念を貫いて、車を作って走らせるのではなく、走らせるために車を作る。
共同経営者でもある妻とは簡単に別れられるはずもない。
浮気を隠し通すことも出来ず、気の強い妻には銃を向けられる。鬼嫁怖っ!
そして愛人にはすっかり呆れられている。
愛人の子供をいつまでもフェラーリと名乗らせずにグズグズしている。
私生活はほんとにダメダメな男。
客観的に見たら自分の思うように好き勝手しているのに全く幸せそうに見えない。
死んだ息子への愛は感じるがその瞳は物憂げだ。
起死回生を賭けたレースでは、え!夜に?え!雨天決行?
え!こんな人の近い街中を走るの?
と驚きの連続。
よくこんな昔の車を再現して走らせてくれたよなあ。と手に汗握るカースタントにも感心し切り。
ドライバー達は勝者と、リタイヤした者、事故死した者と、明暗が分かれる。
レース前に恋人に書いておいた手紙はその時代ならでは。
メールやLINEでは味気ないな。
手紙っていいなと思った。
それにしても悲しいお知らせだったけど…
ヘルメットとゴーグルをつけただけであの猛スピードのカーチェイスは忘れられない。
これからはフェラーリのロゴを見ても今までと見る目が変わるだろう。
エンツォ・フェラーリの愛する人と車作り
1957年。エンツォ・フェラーリは息子ディーノを前年に病気で亡くし、会社の共同経営者の妻ラウラとの関係は冷え切っていた。そんな時、エンツォは愛人リナとその息子ピエロの事を妻に知られてしまった。さらに会社は業績不振によって破産寸前に陥り、他社からの買収の危機に瀕していた。再起を誓ったエンツォは、イタリア全土1000マイルを走破する過酷なロードレース・ミッレミリアでの勝利に挑み・・・さてどうなる、という話。
エンツォ・フェラーリと言えば、2002年に発表された同名の車の開発にほんの一部だけど関与したこともあり、親近感があった。レースをするために車を売っている、というのはフェラーリの仕事をしていた20年前頃もそう言われていて、他の自動車メーカーとは全く発想の違う対応をされ、相撲のタニマチみたいだと戸惑ったのが懐かしい。
ミッレミリアを調べてみると、第二次世界大戦後の1947年に再開されて以降、9年間で7回もフェラーリが優勝していたことを知った。エンツォは優秀なレーシングカーを作っていたのだとわかった。
1957年の事故でミッレミリアが中止となったのは残念だけど、F1への情熱を注いだエンツォはやはり偉大な功績を残したと思う。
エンツォを演じたアダム・ドライバーは長身で本人の雰囲気有ったし、妻ラウラ役のペネロペ・クルスはなかなか強いイタリア女性、という感じで好演だった。
愛人リナ役のシャイリーン・ウッドリーは綺麗だった。
耐えれます。
自宅のソファーで大画面のテレビで鑑賞することが多く映画館には年間一回行くか行かないレベルです。それでも途中で飽きて最後まで観ない映画が多いですね。今回は車やFerrariが特に好きなわけでもないのに日経新聞の紹介記事に惹かれてYouTubeの予告編を観て急に予定をキャンセルして家内を誘い2人で最後の上映時間、終わりが23時15分の回を観に行きました。観客は我々以外はお一人で合計三人。2時間途中集中力が途切れることなく最後までじっくりと引き込まれました。非常に面白かった。つまらないと寝てしまう家内も同じ反応。映像の美しさ、迫力のサウンド、衝撃的なシーンの数々。何年振りでしょうかね。満足して帰りのタクシーで映画の感想を語り合ったのは。
客層は面倒そうなオッサンばっかり!
「爽快感あり」
期待ハズレ、でもレースシーンとキャスティングは素晴らしい
「エンツォ・フェラーリの人生をマイケル・マン監督が描く」、と聞いて勝手にハードルを上げすぎたんだと思います
正直、やりたい事を無理やり全部ぶっ込んだため、いろんなことが中途半端でとてもとっ散らかってしまったという印象、テーマを絞って突きつめたほうがもっと明確な世界感を出せた気がします
「フォードvsフェラーリ(2019)」の様なエネルギッシュで熱い物語を勝手に想像してましたが、迫真のレースシーンはあるものの、どちらかというとエンツォと妻のローラ、そして愛人リーナの三角関係が全編を覆い、さらにフェラーリ社の存亡やドライバー達の死など、全体的に重苦しい人間ドラマに振った印象が強く、悪くはないけど観たいものとは違う仕上がりの作品でした
とはいえ、映像は良かったです
1950年代イタリアの情景やそこに登場する名車の数々、そしてなんと言ってもクライマックスで描かれる、死の匂いがプンプンする公道レース「ミッレミリア」の手に汗握るレースシーンは圧巻、美しい大自然や市街地の石畳、そして牧歌的な田舎道をバックにフェラーリやマセラティはじめ名車・旧車達が疾走し抜きつ抜かれつの大迫力レースシーンが繰り広げられ、その再現度は素晴らしかったです
最後にキャスティング
印象的だったのはエンツォの妻ローラを演じたペネロペ・クルスさん、死んだような目つきで周囲に罵声を浴びせ感情を爆発させる怪演が見事でした、そしてもう1人印象的だったのは愛人リーナを演じたシェイリーン・ウッドリーさん、久しぶりに観ましたがやっぱり綺麗な人ですね、彼女の毅然とした演技も素晴らしかったです
総じて、とても惜しい!という印象の作品でした
走る為に売る
予告の巻き舌フェラ〜リがお気に入りでとても愉しみにしていました しかし主演アダム・ドライバー、アルマーニの似合いそうなオッサン(注:当方勝手な想像です)じゃなくて良かったのか?と思ったけど意外にハマっていた
フォード対フェラーリ見たのにすっかり内容忘れてるよ、今回は絶対王者フェラーリ側から エンツォさん色々なメーカ渡り歩いているようですが、あの絶対王者フェラーリに経営、私生活と危機が襲っていたとは想像も出来ませんでした 走りに関して実に厳しい、冷酷さも感じた デザインにも独自の美学があるようでなんか🇮🇹らしいなと思ったよ
レースの走りが見ている方も実際車に乗っているようで迫力、怖かった ミッレミリアのコースは狭い道路、石畳、田舎道ありで本当に危なっかしい
レースに特化で細い疑問は解消されずだったような気もするけどとても興味深いお話でした 今度はまた誰か他のメーカ制作してくれるかな
会社の車はアルファロメオ!?
フェラーリ設立から10年の1957年、走る為に車を売るフェラーリが経営難に陥る中、ミッレミリアに挑む話。
車やレースにそれほど詳しくはないけれど、1957年といえばミッレミリア最後の年ですね。
そしてエンツォの息子ディーノが亡くなった翌年なんですね。
ということで、ミッレミリアに向かって邁進していくチームフェラーリかと思ったら、なんと半分以上は嫁や愛人とのゴタゴタですか。
エンツォってこんな人だったんですねと意外ではあったけれど、何をみせたいのか…。
それに、なぜだか全編英語劇だし。
レースはやっぱり面白かったし、ドライバーに対する冷徹さと関係者への手厚さのギャップとかは良かったけれど、軸がそこじゃない感じで勿体なかった。
車と私生活が
24-065
マンとベイ
俺的にフツーの作品。ただ フェラーリ購入できる層は違うかも 車と運転手がごちゃごちゃ【映画館の器は@300人超えの規模】
俺の世代は
深夜 と言えば 不毛のテレビ📺F1レース中継で こういうのは 誘眠😪作用あるみたい
それ以上に フェラーリ購入できない 俺 僻みで 感想も歪むがな❗️
良い点
①アダム・ドライバーは グッチの映画 といい オシャレが良く似合う
②走行シーンより 大自然との対比 冒頭の過去の映像が素晴らしい
③後半の事故シーンは遠慮が無くて良い 最近は リアルは全部 モザイクだから
④イタリアの古い建物は良い
イマイチに感じた点
① フェラーリだかマセラティだか知らないが、車が ・・の一つ覚えで 全部赤色🟥区別つかねーし個人的にイラ💢ついた
②マラソンでさえ 宗兄弟🆚瀬古 瀬古🆚イカンガー みたいな 最後にトラックで は稀なのに車の長距離レースで接戦は事実かもしれんがシラける それに バナナ🍌じゃ無くて オシッコと水分補給はどうなってるか❓
③運転手が誰が誰だか不明 誰が勝つの❓
やっぱりアダム・ドライバーは良い❗️ ペネロペさんは普通。
1957 俺が少し寝たのが😪悪いのだが 起承転結 イマイチとっ散らかってた気がする
レースシーンは 本当に好みの問題
目を見開いて👀観て きっと俺以上の高評価🌟なはず
フェラーリさんの 家族🧑🧑🧒➕レースへの情熱だろ
結論 若者のクルマ離れ 映画離れが深刻
駅から遠く 車に便利なシネコン 最初観客 俺一人 公開2日目夕方 土曜だよ❗️
最終的に 6人 あんまり観客少なくて なんか責任感じた 寝た😪けどね。
なお 当レビューは フェラーリに手が届かない 貧乏人の僻みが 勿論 入ってます いゃあBMWと桁が違うからね
やっぱり 赤ばかりの車 🚗 と ドライバーたちが混同 主人公も『ドライバー』さんが演じる
車🚗高級スポーツカー好きの人是非 俺にはフェラーリ高級すぎたみたい。
有料パンフ🈶は フェラーリ家の事情と背景とか色々あります。ただコラムが多い気がする。
公道でレースはやめようね❗️
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