「ミッレミリア」フェラーリ ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
ミッレミリア
どのくらい史実に則っているか不明ながら、一人息子を亡くした妻との関係・愛人とその息子との関係・社業の岐路などすべての問題が1957年のミッレミリアに集約されてゆくつくり。
そしてそこまではかなり抑制されていたレースシーンを、ミッレミリアで存分に描き、とある怖ろしい出来事へ…
手法としてはここのところ多い、立志伝的に人生を通して描くのではなくある時期を取り出して描く方法で。
しかしそれが主人公の人となりを知らない観客に見せるべきものなのかはよく分からない…
が、面白くはあったしあのシーンの悪夢的なリアリティ演出はスゴかった…
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