「スリリングに描く難民問題」人間の境界 RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)
スリリングに描く難民問題
記憶に新しいEUでの難民騒動ですが、この映画はベラルーシとポーランドの国境で起きた問題に焦点を当ててます。
ドキュメンタリーっぽいけど、役者が脚本を演じる劇映画です。
そして“キャストには実際に難民だった過去や支援活動家の経験を持つ俳優たちを起用”だそうです。
すごくスリリングで、引き込まれ食い入るように観ました。
ただ、全編モノクロでシーンによっては映されてる物が何なのか識別しずらくて、少し苦労しました…
カラーだったらなと思ったけど、カラーだと映像に気を取られすぎてしまい、モノクロの方がストーリーに集中できるのかな?
つらく痛々しい描写ばかりだけど、中身のない下らない映画より、僕は好きです。
映画上映にあたって様々な妨害があったらしい本作。
いろんな人に観てほしいです。
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