「徹頭徹尾、サスペンス」悪は存在しない hideaquiさんの映画レビュー(感想・評価)
徹頭徹尾、サスペンス
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村上春樹の原作でもなく、西島秀俊が主演でもないとなると、ロードショー公開が広がらないのが、日本の映画界なんだなあ、とボンヤリ考えながら映画館に入る。
冒頭のシーン。コーエン兄弟の「ミラーズクロッシング」を思い出す。
森
残雪
少女の一人歩き
チェーンソウ
ナタ
薪割り
鹿撃ち
銃声
羽根
チェロ
都市と地方
不信感
不機嫌
曖昧で人任せな町内会長
無責任なコンサル
適当な社長
クソみたいな仕事に嫌気する社員
想像力の欠如
徹頭徹尾、サスペンスだ。それも途轍もなく強度が高い。
だから、寝なかったもんね。
配信が始まったなら、結末を先に知ってから見る人に、ぜひおすすめしたい良作です。
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