「邦画版100分サタンタンゴ」悪は存在しない 僧ヶ鍬崎さんの映画レビュー(感想・評価)
邦画版100分サタンタンゴ
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恐ろしく長いピントが合わず彩度の低い冬の樹冠を映すオープニング、冗長な薪割りシーン、しゃべらない子供、生気のない住民。
意味不明のブツ切りエンドの後これは何だと考えたところ、ふと『サタンタンゴ』を思い出した。
もし「あの」『サタンタンゴ』に意図して似せたのであれば、室内劇が中心になる中盤以降は特徴が失われ映画としての売りがなくなってしまったのかもしれない。
主人公が酒を断らず薪ストーブの前で30分間晩酌をするシーンがあれば、あと2点追加してもよかった。
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