「けっこうよかった」悪は存在しない 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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ある意味田舎ホラーだ。グランピングを進めようとして歩み寄る社員の二人が、素の人柄を見せるようになるのに、主人公はずっと裏表なくそのままだ。露骨に反発する金髪の若者は礼節を欠いているものの、正直だ。なんで主人公は社員の男を絞め落としたのか、殺意があったのか、鹿に感化されたのか全然意味が分からない。ただの変わり者だと思ったらヤバい奴だった。何を考えているか分からなくて、突然牙をむく自然みたいな存在なのだろう。
コンサルタントと社長がクソだ。グランピングの用地を下流にすればいいのだろうけど、用地の買収をし直すのも難しいのだろう。
行方不明になる女の子が、大人みたいな顔立ちで、カメラが寄っていると子どもに見えない。
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