「人生の悔いとはなんだろう。」あの歌を憶えている マルマルさんの映画レビュー(感想・評価)
人生の悔いとはなんだろう。
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人は必ず死ぬ。私も、あなたも。親は衰え、自分も若い時代は過ぎた。仕事をし、アルコール依存症からの回復の会に出る。過去の性被害は学校内と、家族内の両方もあるなんて地獄だ。それも母親は理解してない、嘘つきな子と思われながらずっとやってきたなんてシルヴィア…よく生きてきたね。記憶がなくなる恋人、過去の記憶に振り回される自分。ソールに惹かれたのは、誠実さがわかったから。それはソールに対してシルヴィアが誠実に対処したから。そこからシルヴィアは自分の傷を告白するまでに至った。信頼できる、心が満たされる人がいるから。だから対決できた。母親に言いたかった事を言えた。自分の傷をえぐるぐらいの痛みをともないながらも。シルヴィアの告白する様は本当に苦しさが伝わって来て、映画館中がヒリヒリした。シルヴィア、生きててよかった。これからの人生、ソールとどう生きるのか。お互いに悔いなく生きて欲しい。
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