「忘れたい記憶と薄れゆく記憶。」あの歌を憶えている SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
忘れたい記憶と薄れゆく記憶。
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過去の記憶を忘れたい障害施設で働き断酒中な女性シルヴィアと、若年性認知症と記憶障害で記憶があやふやな男性ソールの話。
同窓会の席で隣に座ってくる独りの男性ソールを避け、その場から立ち去るシルヴィアだったが…、過去の事で男を避け、娘のアナにも男との付き合いを許さないシルヴィアだったがソールとの再会で心情に変化が…。
なぜ断酒?!と、いきなり始まるセミナー的な集まりから見せていき、10代前半の頃、5歳年上のベンという男と、ベンの仲間でもあった同窓会で再会したソールからレイプされていたという過去、…父親からも性的虐待を受けてたと分かっていくなかで。
男を避け、怯え生活してたものの、男との壁が無くなれば男ソールに走るシルヴィアの姿に、娘のアナには男友達との関係は散々ダメと言ってたのにと思うけれど、娘アナの察しの良さ、母シルヴィアの心情の変化に気づき母への気遣い、ソールへの優しさとか、13才の娘アナが1番大人だったかもね。
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