「「通常の生活を続けて、それぞれ義務を果たすべし」」潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
「通常の生活を続けて、それぞれ義務を果たすべし」
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艦長が乗組員への通達を、明治天皇の言葉で締めくくる。
ロシアのバルチック艦隊を撃破った東郷さんや明治大帝の遺功は当時の欧州の軍人さんに影響を与えていたんだなぁということが知れて、ストーリーに関係ないところで感動した。
美談だが暗い暗い演出、演技に音楽で、エンディングの主題歌や延々と続く料理名のような陽気さは、劇中微塵もない。
詩的なモノローグや回想など不要で、もっと淡々と描いた方が胸に迫ってきたんじゃないだろうか。あまりにも芝居がかっていてまるで舞台劇のようだった。
あんなに暗くて命知らずな艦長さんの船には乗りたくないな。
ラストの字幕、登場人物たちのその後に感動。
潜水艦のその後に驚愕。
潜水艦て誰得で開発されたんだろう?
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かばこさんのコメント
2024年7月27日
共感をありがとうございます。
艦長が東郷さんや明治天皇の言葉を心に刻んでいたのは日本人としてちょっと誇らしかったです。バルチック艦隊を打ち破った東洋の島国が、欧州では神がかった神秘的なものに見えたのかもですね。
でも、基本的にこういう「美談」が生まれる余地がない世の中がいいですね
私もラストの字幕、登場人物たちのその後にぐっときました。