「サルヴァトーレおじさん」潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
サルヴァトーレおじさん
WW2下、イタリアの潜水艦コマンダンテ・カッペリーニが、撃沈した船が中立国ベルギーの貨物船とわかり乗組員26人を救助する話。
異様にスカしたオープニングにスカした演説という流い前フリで始まって、やっと出港と思ったら今度は女のモノローグ。
序盤からカヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲ってどんだけよw
そしていよいよ海の中だけど、トラブルへの対応でまたスカした感じを重ねられ、半世紀ぐらい前の映画を観ている様な気分に…シリアスな場面はモノローグ入れずに緊迫感持たせてくれよ…。
それにしても、コマンダンテ・カッペリーニって、その後日本が接収した実在よ潜水艦ですよね?どこまで事実か知らないし、確かに当時の行動としては人道的だし珍しいし凄いことなのかも知れないけれど、これぞマッチポンプじゃないですか?
救助後の艦内のやり取りもチープだし、ピンチもそれだけ?なんでそんなに悲観的?
ドラマは何だか妙に安っぽいし、潜水艦映画としても戦争映画としても大した見せ場もなく物足りなさ過ぎた。
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