「まったく知らなかったバーンスタインがいた」マエストロ その音楽と愛と エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
まったく知らなかったバーンスタインがいた
レディー・ガガとタッグを組んだ5年前の感動作「アリー スター誕生」に続くブラッドリー・クーパーの監督・主演作。
ここにあるのはレナード・バーンスタインと妻・フェリシアの激動の人生、そして音楽。まったく知らなかった二人がいた。そもそもバーンスタインがバイセクシャルだということも知らなかった。
70年代に出会ったバーンスタインは「ウエスト・サイド物語」の作曲者であり、何よりニューヨーク・フィルの厳格な指揮者だった。カラヤンのライバルであり大スターだった。
そう、彼らの私生活をまったく知らなかった。
妻に対して同性愛を包み隠すことがない。
残酷だった。
夫を愛し清濁を併せ呑むかの如きフェリシアを演じたキャリー・マリガン💕彼女の存在がこの作品を特別なものにした。彼女に感情移入した。
てか、スコセッシとスピルバーグに監督を任されたブラッドリー。今年のベストの一本となる素晴らしい作品をものにした。
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