「人を失い愛を知る」愛を耕すひと えーじさんの映画レビュー(感想・評価)
人を失い愛を知る
【追記】2025.7.15
この映画はもっと評価されて良い作品だ。静かな作品だが観終わった後暫く考えさせられるのだ。あの重い鉛色の曇り空の下の凍てつく大地の如く…。不毛と言われた土地であったが其処には明らかに愛が芽生えてあったのだ。
【レビュー】2025.2.22
この映画の日本語タイトルは嫌いではない…。
"愛を耕すひと" 自身では全く気付いていなかったが、、、確かに彼は愛を耕していたのだ。それも毎日毎日コツコツと……。。 自分自身が気付くまで。
この物語りの主人公は私生児として生まれ育ったケーレン。彼は彼自身のアイデンティティを証明する為(ここでは貴族の称号を獲る事)、只々猪突猛進となって不毛と言われた大地を耕す事を目指す。それはある意味、彼自身が自分に課した呪縛であり生きる糧なのである。その過程で擬似家族を体験し人としての温かみを初めて知る。しかし移住民の差別で我が子同然であったアンマイを手放した事でバーバラも離れて行く。そして悪徳貴族のシンケルに捕らえられる。一方バーバラはシンケルによって自分の夫を殺された恨みもありシンケルを殺害し投獄される。この助けがありケーレンは解放される。その後ケーレンは荒地開拓の功績が認められ男爵の称号を得るが、その家には誰も居なくなり…その寂しさからケーレンは食事中ひとり涙ぐむ。。愛を知った瞬間だ‼︎
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満塁本塁打さんのコメント
2025年3月1日
コメントいいね等ありがとうございました😊マジで じわじわ良かった良作でした。同感👍です。
私的には これがアカデミー賞取るべきかと。お客様少ないのが無念😢です。失礼します❗️