「日本人としての後味が残る」オッペンハイマー [#D2TV]さんの映画レビュー(感想・評価)
日本人としての後味が残る
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まだいろんな考察を読んでいない中で、率直な感想です。
私がこの映画を観た背景で、60%くらい占めるのは、
ロバートダウニーJRが好きだから。
そのRDJが、原爆開発に携わるという役は、
どうしてもアイアンマンと重ねてしまい、
非常に良い配役だと思ったから。
あとはクリストファーノーラン監督とか、ビッグネームが多くタイトルも受賞している作品のため。
結論、やはり原爆を扱うテーマのため、
なんともいえない「悪い後味」が私には残った。
オッピー自身は葛藤がありつつも、
やはりアメリカの人間。
当たり前にアメリカ側の側面を映し出すことが多い。
これは戦争を題材としているため、観る側も
「史実」として受け入れなければならない。
私はなかなか直面することが30歳を過ぎても難しいし、正直、誰がロシア側のスパイだろうがどうでも良い。
冷戦のくだりは、そんなくだらないことに、
感情移入出来なかった。
また、最後の裁判風な詰問シーンは、
クリストファーノーラン味が満載だったが、
複雑ではっきりとは理解できなかった。
そういえばノーランの作品は、こういうテイストで
一回じゃ飲み込めないことが多かったのを忘れていた。
あまり予習をしないで観たため、エンドクレジットを観た時に、かなりの豪華メンバーに驚いた。
こういう題材を受け入れるためには
自分が無知すぎるため、もっと勉強しようと思った。
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