「オッピーという1人の人間の人生」オッペンハイマー 84さんの映画レビュー(感想・評価)
オッピーという1人の人間の人生
3時間と長い作品だが、テンポが良く、時系列が前後するので、しっかり目を開け耳を集中させないとついていけない。
原発の恐ろしさを表現した映画ではなく、不倫するようなありふれた人間でも恐ろしい兵器を作り出せてしまう能力を持つのだ。
その能力をたまたま持ち合わせてしまったオッピーの運命…
正しいと信じて突き進んでいたいたことも、その本当の恐ろしさに気づいた時には…
それが人間なんだなぁ。
不倫してるときは気づかないのよね…
傷つく人間がいることに。
夢中だから。周りが見えなくなってる。
求められるから会いに行く、ただそれだけ。
原発が祖国を救うと信じてがむしゃらに突き進んでいた。
その威力がいかほどか、そのときは気づかない。
夢中だから。
求められるから作った、ただそれだけ。
オッピーも何ら変わらず人間だった。
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