「凄い映画だが退屈」オッペンハイマー ばるすパパさんの映画レビュー(感想・評価)
凄い映画だが退屈
ゾワッとする場面はいくつかあった。でも大半はエンタメと程遠い文芸作品。くどい説明台詞の邦画に慣れた人は序盤で寝れる。
自分はNHKの「映像の世紀」やYouTubeで「マンハッタン計画」について人並み以上の知識を持っていたので理解できたし、後半の表現に鳥肌がたったけど、正直「映像の世紀」の方が面白かったと感じた。原爆を扱う作品としては「この世界の片隅に」を超えなかった。視点が違うので比較出来ないかもしれないが、ほのぼのとした日常がゆっくりと描かれる前半とラスト付近との落差で心がより揺さぶられた。
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