「ヒトラーより先に 〜 私は破壊者となった」オッペンハイマー こころさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒトラーより先に 〜 私は破壊者となった
秘密裏に行われた「 マンハッタン計画 」の主導者として招かれたアメリカの科学者ロバート・オッペンハイマーをキリアン・マーフィーが熱演。
何かに突き動かされるように原子爆弾の開発に力を注いだオッペンハイマー。
少し前にNHKで放送された「 映像の世紀 バタフライエフェクト『 マンハッタン計画 オッペンハイマーの栄光と罪 』」のオッペンハイマーのリアルな表情が思い起こされた。本作では人としての弱さも描かれていました。その意図とは。
軍服姿のマット・デイモンに驚きました。本作でも熱演。
折しも今、アメリカのバイデン大統領と岸田総理による首脳会談がワシントンで行われている。日本はまたもや軍事国家へと突き進んで行くのでしょうか。
悲しい事に、人類は二度と核を持たない世界には戻れない。
ー ロスアラモス国立研究所
ー 君はアメリカのプロメテウスとなった
ー 諮問機関
映画館での鑑賞
こころさん、返信遅れてすみません。(東京渋谷ヒカリエの和風ミュージカル観劇の一泊旅行で、山崎育三郎と古川雄大の息の合った演技と見事な歌唱に大満足して帰路に就きました)
確かに、当時の日本陸軍の強硬な姿勢では、何があっても不思議ではありませんね。日本の優秀な物理学者がドイツやアメリカに留学していたらと想像すると、本当に怖いです。
こころさん、コメントありがとうございます。
天才ゆえに学術を極める偉業に関わりたいのが本音でしょうが、それによって多くの犠牲者が出てしまうジレンマは、一生続くと思います。戦時下の異常な集団心理に呑みこまれた天才の武器製造も、一兵卒となって戦場に赴く者も根本は同じかも知れません。映画は其々の立場を見せてくれますね。
「人類は二度と核を持たない世界には戻れない」ほんとにそうですよね。
一度知ってしまった知識をなくすことはできません。
それこそ、核戦争で、文明が滅亡してしまわない限り。
おはようございます。
コメントありがとうございます。
ラミさんもやっと後半に出たって感じでしたよね
私はデインデハーンを楽しみにしていました。
けっこう役柄が合っていました。
マットデイモンさんは
エアーの時も少しふくよかになりましたけど…
戻ってないような、さらにちょっとって感じですね😁
日米首脳会談…トップがイエスマンだと、どんな方向に流されるか、とても心配です。
かと言って、日本が独走できるものではないし…。
なんだかイヤな世の中ですね。
オッペンハイマー、見ごたえがありそう。