劇場公開日 2024年3月29日

「反戦映画になっていることは評価できる」オッペンハイマー ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0反戦映画になっていることは評価できる

2024年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

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ゆり。
ゆり。さんのコメント
2024年4月25日

かばこさん、コメントありがとうございました。科学者というのは、自分の作った物はどんな恐ろしいものでもその効果を試さずにはいられないのでしょうね。科学者でなくてもそうかもしれませんが。本作を観るとやはりビキニ環礁での水爆実験を連想します。あれも人体への影響を知りたくてわざとマーシャル諸島の住民を避難させなかったのではないかといううわさがあります。
18歳頃にイベントで夢の島に行く機会があり、巻き添えで被爆した第五福竜丸を見学しました。現在も展示しています。
私は小・中学校は江東区だったのに、今思えば、どうして学校で見学しなかったのかが不思議です。

ゆり。
かばこさんのコメント
2024年4月17日

トリニティ実験の様子をドキュメンタリー番組で観ましたが、明らかにそれまでの爆発とケタが違っていました。キノコ雲も立ってました。
オッペンハイマーはこの実験には立ち会っており(爆心地からある程度距離を取ったところで)観ているはずなので、しっかり描写できたと思います。(そうしたなら、以降オッペンハイマーへの観客の視線がずっと冷たいものになったと思います)

かばこ
Mさんのコメント
2024年4月10日

私もトリニティ実験の表現には物足りなさを感じました。
なぜCGを使わなかったのが不思議でなりません。
広島と長崎を入れないのであれば、圧倒的な恐怖のシンボルとして、おぞましいと思えるほどの核爆発のシーンが欲しかったと思いました。

M
みかずきさんのコメント
2024年4月8日

共感ありがとうございます。

私は、反戦+反核映画だと思いました。

原爆の実態、実像に迫るためには、日本視点が不可欠です。
映画は娯楽ですが、仰る様に映像から受ける情報量は圧倒的なので、
原爆を加害者側視点と被害者側視点の双方から描くことが
映画の社会的役割だと思います。

上映反対があっても、言論、表現の自由は守るべきです。
原爆の客観的姿を捉えた映画を作って欲しいです。

では、また共感作で。

ー以上ー

みかずき