劇場公開日 2024年3月29日

「最も恐ろしいカウントダウン」オッペンハイマー Yumさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5最も恐ろしいカウントダウン

2024年4月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原爆を開発したオッペンハイマーをFUSION(核分裂)、オッペンハイマーに恨みを持つ政府閣僚のストローズをFISSION(核融合)、この2つの視点で作品は描かれています。

時折、オッピーの頭の中の映像が映し出されますが、もしIMAXで観ていたら完全に彼の脳内に引き摺り込まれていたに違いない…。(通常のスクリーンでも十分持っていかれましたが)

トリニティのカウントダウンはあまりにも恐ろしくて満席と思われる場内が心底静まり返っていました。

この作品を担当された翻訳者さんは苦労されたと思います。情報量が多く専門的な内容だけでなく、原爆を生んだ人物を描くという事も含めて。

冒頭のスクリーンに映し出される言葉がある意味全てを物語っています。そして、最後に明かされるアインシュタインとの会話。

もう一度観に行こうか、考えています。

Yum
Yumさんのコメント
2024年4月8日

映像で訴えかけてくるものがありますよね。Mさんのレビューも拝読させていただき、さらに色々な考えが巡る今日この頃です。

Yum
Mさんのコメント
2024年4月8日

私もIMAXで見たいなあ、と思っているところです。
しかし、なかなかチャンスがなくて。

M