「皮肉なもの、天候が違えば落ちていなかったのか」オッペンハイマー 大粒 まろんさんの映画レビュー(感想・評価)
皮肉なもの、天候が違えば落ちていなかったのか
日本人の心にはあまり響かないとは思いますが、半歩進んだのかもしれない。
演技と脚本、演出が特出して良かったかな。
立場が変われば、主張は変わる。それによって状況や歴史は変わる。まだまだ、人類は未熟なまま。
己の行いに責任を持つことの重み。
追記
私にはこの映画は責任転嫁とすり替えなのかなぁと思えた。
博士はユダヤ人として、ドイツに落としたかったのだろう。日本に落としたからこそ、あそこまで、呵責に苛まれたのだろうかと見えました。
これら全ての人類の悲劇は、私怨なのかもしれないと悲しい思いです。
何か一つボタンがかけ違えば、これだけ多くの被害は避けれていなかもしれないと思うと、やり切れない。
同じ過ちばかり繰り返す人類は進化という妄想の中で、嘘と欲にもがいてるだけのように見える。
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