劇場公開日 2024年3月29日

「皮肉なもの、天候が違えば落ちていなかったのか」オッペンハイマー 大粒 まろんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5皮肉なもの、天候が違えば落ちていなかったのか

2024年4月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

日本人の心にはあまり響かないとは思いますが、半歩進んだのかもしれない。

演技と脚本、演出が特出して良かったかな。

立場が変われば、主張は変わる。それによって状況や歴史は変わる。まだまだ、人類は未熟なまま。

己の行いに責任を持つことの重み。

追記

私にはこの映画は責任転嫁とすり替えなのかなぁと思えた。

博士はユダヤ人として、ドイツに落としたかったのだろう。日本に落としたからこそ、あそこまで、呵責に苛まれたのだろうかと見えました。

これら全ての人類の悲劇は、私怨なのかもしれないと悲しい思いです。

何か一つボタンがかけ違えば、これだけ多くの被害は避けれていなかもしれないと思うと、やり切れない。

同じ過ちばかり繰り返す人類は進化という妄想の中で、嘘と欲にもがいてるだけのように見える。

大粒 まろん
大粒 まろんさんのコメント
2025年1月18日

humさん、共感とコメントありがとうございます。

本当に進化とか耳障りの良い言葉って、都合よく使われると、ドキリとして暴力的だなぁって思ってしまって。

大粒 まろん
humさんのコメント
2025年1月17日

進化という妄想の中で、嘘と欲にもがいているだけのように見える。
…確かにそうかも知れません。
なんだかドキリとしました。

hum