「世界を滅ぼす装置ができる瞬間とその代償。予習必須。」オッペンハイマー hiroさんの映画レビュー(感想・評価)
世界を滅ぼす装置ができる瞬間とその代償。予習必須。
上映時間は3時間と長くて、鑑賞し続けるのも大変。
この映画を楽しむためには原爆に関わった人物、歴史、技術的なことも含めて結構勉強する必要がありそう。そこで自分が勉強した知識を、映像化された映画で確認するという方法が、この映画を一番楽しめる方法ではないか。
内容的には、原爆を作った男のドキュメンタリー。
原爆の実験成功で歓喜を呼ぶ一方、原爆が世界を破滅させることに気づき悲壮感漂う
戦後年月が経ってから、共産党支持者と見られて、ソ連への原爆技術提供を疑われ、委員会で不当に追求される
この委員会でのやりとりが素人には詳細すぎて理解が追いつかず退屈に感じる
掛け合いのテンポが早く字幕を追うのが大変で、人物名がたくさん出てきて、登場人物も多いので誰が誰かわからなくなる
素人的な一番の見どころは、原爆実験のカウントダウン。緊迫したシーンで当時の状況がリアルに想像できる。
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