「時系列を考えながら鑑賞」オッペンハイマー たかなさんの映画レビュー(感想・評価)
時系列を考えながら鑑賞
ノーラン監督は難しい撮り方をしますね。時系列が途中ちょっと混乱しましたが、まぁ見ていれば理解できます。
唯一の被爆国に住む日本人の私から見ると、原爆の被害があまりにあっさりな報告だし、あんな会議で投下場所も決まったんだねって思ってしまう。でもアメリカではやっぱり、戦争を終わらせて兵士を帰国させることができたという大義名分がある。
だから原爆の父であるオッペンハイマーはヒーロー!なのにちょっとした策略にハマってしまい、彼の良心の呵責や責任感からくる苦悩もあり、プラス周囲の人間への疑心暗鬼も出る展開に陥ってしまいます。
でも最後まで味方でいてくれる友人や奥様(ちょっと怖いけど逞しい)の支えもあり、晩年は幸せに過ごせたのかな?
そういえばアインシュタインやケネディなど、教科書で見るような名前も出てきて、改めて世界史の年表見ながら時系列を復習してみようと思います。
終わってみれば、3時間あっという間でした!
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みかずきさんのコメント
2024年4月12日
フォローありがとうございます
私の方からもフォローさせて頂きます
私、10年位前から、キネマ旬報、kinenote、Yahoo検索などに映画レビューを投稿しています。現在の目標は二回目のキネマ旬報採用です。
宜しくお願いします。
本作、原爆の実像に迫るには、アメリカ視点だけでなく、被爆国日本の視点が必要だと感じました。残念です。
ー以上ー