「まあ、殴られた人の痛みは殴った人はわからんよねえ」オッペンハイマー お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)
まあ、殴られた人の痛みは殴った人はわからんよねえ
原爆開発の中心人物のお話です。
彼に対する毀誉褒貶いろいろ描かれてますけど、所詮は勝った側からみた物語で
20万人以上もの被害について碌に描かれてはいません(言葉でチョッとだけ)
まあ、自国兵士が助かるなら敵国市民が何人死のうが構わないのでしょう。
自国さえ良ければ他国はどうでもいいといったこと自体は、今も昔と変わっていないので特に批判しませんが、開発に伴うエピソード自体が弱くて魅力的でないです(淡々と出来上がって別に彼でなくてもよかったような・・)
長尺のわりに長くは感じなかったので出来は悪くはないと思いますが、人に薦めたい作品ではないです。たとえアカデミー賞作品だとしても。
コメントする