「終盤のラグビー戦はやりすぎか?」身代わり忠臣蔵 ConicalSpoon436さんの映画レビュー(感想・評価)
終盤のラグビー戦はやりすぎか?
そこそこ?面白くて、概ね期待通りでした。実は他の映画を観るか悩みましたが、本映画を見に行って良かったです。で、この映画は? というと、まさに「ムロツヨシ劇場」。最初から最後まで出ずっぱり。台詞も多くて大変だったでしょう。
余談ですが、終盤のラグビー戦はちょいとやり過ぎなような気がしました。
余計なこと(個人的な感想)
自分は、忠臣蔵なる物語を見るのは初めてです。あらすじを知ってはいますが、なぜか、いまいち好きになれなくて、今まで見てはいませんでした。で、本映画をみて、なぜ忠臣蔵が好きになれなかったが、しっくりきました。
「浅野内匠頭があまりにお馬鹿すぎて好きになれなかった」ということです。江戸城内(殿中)で刀を抜けば、切腹・お家お取り潰しは確定でしょう。そんなこともわからず、一時の感情で家臣の生活を台無しにする行為が嫌いだったのです。真に腹を立てたなら、893さんのごとく吉良上野介に脅かしをかけるか、ばれないように暗殺(相当)をすれば良いと思います。
また、このあだ討ちなる行為を、当時の民衆から喝采を持って迎えられたということにも、いまいち納得できていませんでした。この行為が「仇討ち」に該当するのか? という感情があったからです。当時は幕府が上司であり裁判官です。今の時代でいえば、裁判官の判定に納得いかなかったからといって自分らで行ってしまう武力行為は、仇討ちではなく私刑ですね。同意できないです。
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画