「中川家兄」I(アイ) 人に生まれて Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
中川家兄
2008年、性自認と外性器が男の14歳の少年が、性分化疾患と診断されて、知らない間に女性に性転換手術をされてしまい巻き起こる話。
そんなことが本当にあるのか知らないけれど、男女どちらの生殖機能も有する性分化疾患であることから、DNAに合わせて性を決めるとか言い出す医者と、本人には体調不良の原因さえ教えず勝手に手術を受けさせる両親。
この辺の思考は中華民国らしい感じだけれど、やり過ぎな猫背に始まって、その後の主人公の様子は受け入れようとしている様にも感じないし葛藤している訳でもないしなんだかコメディの様なちぐはぐさ。
そこの機微はこの作品では非常に大事だと思うんだけど…受け入れてからのところは良かったけどね。
そう言えば、母親にしても病院関係者にしてもレディースデイの対処法ぐらい教えてあげてね。
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