「いつでもどこでもヘコる」スラムドッグス ジョンスペさんの映画レビュー(感想・評価)
いつでもどこでもヘコる
子ども時代、がきデカやトイレット博士に教育された世代の人間としては、一言で言って最高である。最初から最後までひたすらチンコとファックとシッコとウンコのネタが続くので、観ていてまったく飽きることがない。めちゃくちゃくだらなくておもしろい。
毎度のロード&ミラー製作と言われなかったらただのアニマルコメディとしてスルーしていたと思うほど予告では出し惜しみというか、予告から内容をしっかり見せちゃうと客が半分に減りそうなほどチンコとファックとシッコとウンコが盛りだくさんな下品さなので、ある意味、予告編詐欺でもあると思った。でも、イヌの思考を想像するとチンコとファックとシッコとウンコのことばかり考えているのだろうからイヌが主役のストーリー的には正しいと言える。まあ、主犬公の飼い主である人間の方もマリファナとオ○ニーしかしないので頭の中身は似たようなものである。
英語で捲し立てるイヌのリップシンクのVFXが見事で、こーゆーくだらない話を金かけて作るのが実にすばらしい。僕のワンダフル・ライフのデニス・クエイドが出演しているのもえらい。自分はカイコと金魚しか飼育したことがないので、イヌを飼ってる人にぜひ観てもらって感想を聞きたい。
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