「悠久の時を超え、銀河も越えた壮大な物語は、とても感動的!宮沢りえ、吉田帆乃華の名演が光る」火の鳥 エデンの花 ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
悠久の時を超え、銀河も越えた壮大な物語は、とても感動的!宮沢りえ、吉田帆乃華の名演が光る
手塚治虫のライフワーク「火の鳥」のうちの、「望郷編」初の映像化.
自分もほんの一部(朝日ソノラマ「マンガ少年」)しか読んでない上に全く覚えていない。
原作のあらすじを見たら、確かに映像化が難しいであろう点がありますが、その点は改変してあります。
大きな話は同じでも、消えた部分は、非常にシリアスで今回の話でも当然そうなるだろうなと思った部分。
その深刻な”業”・”罪”の部分を背負うか背負わないかは、非常に大きな違いではあると思った。
しかし、全体的には、人間の愚かさと罪悪と、悠久の時を超え、銀河も越えた壮大な物語は、とても感動的でした。
声の出演では、主演の宮沢りえの大きな包容力のある優しさ、少年コム役の吉田帆乃華の純粋な想い、二人の名演が光っていました。
しかし、窪塚洋介の第一声は、あまりにひどかった。さらに、自分は大好きなんだけれどシティーボーイズの声も合ってなかった。
声優以外を使う場合の演出は、本当に最新のちゅいを払ってほしい。
キャラクターたちは、手塚キャラそのままでなくとも、そう感じさせる少し前の時代の温かみのあるデザインが良かった。
あの有名な「火の鳥」のデザインが変わっているのは違和感がありましたが。
そして、エンディングの歌、音楽も素晴らしかった。
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