メドゥーサ デラックスのレビュー・感想・評価
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人の話ばかり聞いてあ〜疲れた
展開が読めない心理スリラーというべき内容だが、如何せん分からんのがメドゥーサの髪型のモデルの女性がフライヤーにも用いられているが、モデルの女性は劇中に何らかの要因で髪が発火してしまいリタイアしている。
そして一番見ていて疲れるのは、亡くなられたトップアーティストの遺体が出てこない分、想像で亡くなられた方をイメージするしかない。では何で映像にしなかったのかとなると恐らくだがワンショット撮影でNGともなればイチからのやり直しになる難しい撮影方法だが、特殊な撮影方法が災いしたのかキャストの話が長い!長過ぎる!ずっと人の話が聞ける人はイマジネーションを膨らませながら見るにはもってこいかもしれないが、己の意見を言うわけでもなければただただ人の話ばかり黙って聞き続けるのはわたし個人的には疲れてしょうがない。
ついに気付かないうちにうたた寝をしてしまった。
それぐらい観て疲れてしまう内容だった。
話のやり取りを聞くだけがメインの設定ではあるが亡き故人を偲んだり、悪事を働いていたというまさかの告白に、ついには思い込みで犯人に違いないという始末に名探偵コナンが必要とみた(笑)
髪より移動シーンをカットして
ワンショットものは、それを成立させる脚本や演者などだけでも評価できる。
しかし、“凄い”と“面白い”はイコールではない。
本作はワンショット方式が活きるどころか足を引っ張っていたように感じた。
最大の問題は、移動シーンの無意味さ。
目を引くものや伏線が忍ばされることもなく、長く、多く、しかも大半に台詞すらない。
数回なら緊張感を引き立てるのに効果的だが、頻繁に繰り返されて辟易とした。
ただでさえ会話劇なのに、間にあれを挟まれたら眠くなります。
登場人物も無駄に多くて、名前を覚えるのも大変。
モデルの大半は存在意義がないし、終盤になって更に新キャラが加わってくる。
互いを疑ったり探ったりするのはいいけど、アンジーの火傷なんかは何の意味があったのか。
変死事件の関係者が自由に動けすぎだし、一向に事情聴取が始まらないし、挙げ句に部外者まで中に招かれる。
ミステリを謳う割に情報は明かされず、真相も拍子抜け。
5分で頭皮を剥ぎ取る方法も理由も特にナシ。
極めつけは、作品の雰囲気にも全く合わないあのエンディング。
あれを捧げられて、世界中の美容師さんはどう思うのだろうか…
リアルタイム展開になるから間延びしちゃうね
ワンカット映画はジャンル映画だなと思うの。でもなのか、だからなのか、公開されると観ちゃうんだよね。
本作も観てて、ワンカット映画つくりたくなる気持ちは分かったな。ああやって、こうやって、こんなアイデアも入れてって考えるの楽しそうだもんね。
今回はワンカットで時間を一年後に飛ばすところが面白かったの。でも「一年後に飛んだな」って理解するのに時間かかるけどね。
ラストの謎解きシーンでは、ワンカットやめてるよね。違うかな。ここまでこだわるなら、そしてそれが作品の唯一の見せ場でもあるので、ワンカット貫いて欲しいな。
そしてこれ結局、犯人は誰だったの。
薬品やりすぎておかしくなってるだけの人を、なんか勘違いして頭の皮をはいじゃったってことで良いのかな。
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