劇場公開日 2023年9月15日

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キリング・オブ・ケネス・チェンバレンのレビュー・感想・評価

全46件中、1~20件目を表示

4.0Painful Realtime Drama

2023年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

The Phone Booth of the post-George Floyd era, this is a play-by-play reenactment of police brutality on a black eldery veteran. It's pretty sad to watch, especially since this kind of thing occurs quite regularly in American cities. The film is well-executed with great acting—including the film's editor and producer starring as a cop—though the music goes overboard in creating tension at times.

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Dan Knighton

5.0ドア一枚隔てた内と外でくりひろげられる壮絶としか言いようがない人1...

2025年1月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ドア一枚隔てた内と外でくりひろげられる壮絶としか言いようがない人1人の生命かけた作品です。制作総指揮モーガンフリーマンらしい作品です。人を守るとはどういう事か、考えさせられた。

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MD

4.5これが事実という衝撃

2024年12月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

難しい

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ガレ

4.5凄いしつこさ、警察

2024年11月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

酷すぎる。こんな警官いるの?恐怖でしかない。これが実話なんて、、、
しまいには殺されて、警官は有罪になってない始末。
途中から吐き気さえでた。具合が悪くなる。恐怖の監禁90分映画でした。

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ノブ様

3.5声が出た、二度

2024年11月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

 NY。双極性障害がある68歳のケネス・チェンバレンが、医療用通報装置を作動させてしまう。駆け付けた警官三人は、ドアを開けて安否確認をしようとする。しかし、チェンバレンは誤報だと言い、頑なにドアを開けない。警官は、不審に思い。
 実話をもとにした作品。治安の悪いところでは、ドアの向こうから銃を向けてるかも、という警官の心情もわからないでもない。そして連絡が不十分で行き違いもあって、こじれていく様子、さらに元海兵隊で精神疾患があることに、アメリカでは偏見があることも怖い。そして、最後には「ひっでぇ」と声が出ました、二度も。

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sironabe

5.0これが現実

2024年8月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

アメリカ社会が守るのは弱者や正義ではなく、エゴイスティックでバイオレンスな秩序。
アメリカにあるのは自由ではなく、自らの価値観に染まった押し付け。
エゴイスティックでバイオレンスな秩序とアメリカの価値観の押し付けを許容できる人のみが、アメリカではまともな人と評価される。
とても怖い。

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もふすきー

4.0狂う倫理観・道徳観

2024年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2011年に起きた、
無実の黒人男性が白人警官に殺害された実在の事件の映画化。
殺害に至るラストまでの90分をほぼリアルタイム進行で描き出す
ワンシチュエーション作品です。

『福田村事件』と類似した
人間の群集心理というか、どんどん倫理観や道徳観などが狂ってきて、
それが集団に伝播する恐ろしさを、まざまざと描きだしています。

こんなことはおかしい!という警官も2名いるのですが、
それでも止められないのですよね。
本当に恐ろしい、もはやホラーですらあると思いました。

劇中で、ケネス・チェンバレンが殺害された直後に、
実際の音声が流れるのですが、それを聴くと映画の中のフィクションではなく
これは現実なんだということを実感させる演出で、
これまたゾッとした次第です。

でも、こういう作品は観た方がいいなと思っていて、
自分がこの警官たちみたいになっていないか、という
自分自身の客観視の大切さの示唆も得られた作品でした。
90分と短い作品でありながら、終始緊迫感があり、
現実の話でありながらも、実によくできた作品となっています。

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ひでちゃぴん

3.5あんなに対処法なんてあるのか?

2024年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ほぼリアルタイムで黒人男性を白人警官が殺害してしまう実際に起きた事件を映画化。

見ている側としては警官の行動が意味がわからない。あんなことが罷り通ってしまうなんて。また思い出して行き場のない感情が溢れてくる。

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mikyo

5.0人種差別

2024年4月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

大戦時代の理不尽な日本の憲兵か。現代の白人警察官らの今も消えない黒人差別の日常か。見た目が90%か。白が美しく黒は醜いのか。心は逆かも。実物、旅行者で見る黒人さん、美しくて浮いてますけど。しかし黒人さん、今も生きづらいですね。

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Cinemaオタク女

5.0不愉快すぎる

2024年4月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ラストの実際の音声の再生で警察の呼びかけの
「ミスタ〜チェンバレ〜ン」が本当に耳障りだった

職質とか入管もおんなじメンタルでやってるんだろうか

どちらかと言えば社会の底辺寄りで生きてるので
聞き分けのない頑固ジジィとか早朝5時の呼び出しとか
リベラル気取りの元中学教師の新人とかくっさいアパートとか
気持ちはかなり分かる

だけど自分は殺したくないし殺されたくない

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安田大作

5.0あまりにもやるせ無い悲劇。

2024年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

しかし、観なければならない映画。

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ガッキー

4.0ケネス氏が精神疾患を患ってなかったなら、貧困層でなかったなら、そして黒人でなかったなら殺されることはなかったであろう。

2024年2月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

「フルートベール駅で」では被害者オスカー・グラント氏の最後の一日が描かれたが、本作はケネス氏の人生の最後の90分が描かれる。

今回の事件については全く知らなかった。それもそのはず、アメリカどころか事件があったニューヨークでさえまともにこの事件は報道されなかった。
BLM運動以前の事件。報道されなかった理由のひとつとしてケネス氏がガラケーを使ってることからもわかる通り、スマホによる動画撮影がされておらず、SNSへの投稿もされなかったからだ。つまりインパクトある映像により人々へ訴えかけることがされなかった。当時の事件を記録した音声だけでは足りなかったのだろう。

そもそもBLM運動の発端となったのは白人警官によるジョージ・フロイド氏殺人事件を写したスマホ映像が瞬く間にSNSを通じて広がったことに起因する。いままで極地的に行なわれていた黒人への差別の実態がSNSを通して全米にタイムリーに共有されたのだ。
いままでならアメリカのどこそこで黒人が被害を受けたらしいという程度だったのが離れたアメリカの国内にSNSによってダイレクトに伝わり自分の身の回りで起きたように感じられたのだ。これは過去のロス暴動のきっかけとなったロドニー・キング氏への暴行シーンが全米にテレビ中継されたことと類似する。

そしてフロイド氏の事件では加害者である白人警官は罪を裁かれることとなる。さすがにあれだけの証拠映像があれば言い逃れは不可能だった。今でも不敵な表情でフロイド氏の首を膝で抑え込んでいた彼の表情は忘れない。
本作はそれ以前の事件であり不幸にも加害者たちは裁かれることはなかった。

本作で印象的なのはドアをたたく音だ。これはたたく人間によっては相手を思いやり優しくたたく音から相手を威嚇するような不快な音まで多種多様な音を聞くことができる。
本作では四種類のドアをたたく音がある。まず一つ目は職務で安否確認に来た者がたたく音、二つ目は犯罪を疑い問い詰めるかのような音、三つめは黒人を奴隷と見下し自分が主だと知らしめようと居丈高にドアをたたく音、そして四つ目は憎悪と殺意をもってドアをたたき壊そうとする音。
一つ目は知性にあふれた者、二つ目は自分の職務に忠実ではあるが偏見あるいは職務によるストレスを感じてる者、三つ目は明らかに前近代的な奴隷制度からの思考をそのまま引きずってる者、四つ目は三つ目の思考が憎悪にまで変容している者。これら四種類の人間がまさに今のアメリカ白人を象徴してるのではないだろうか。
二つ目の音までだったならこのような悲劇が起きることはなかったかもしれない。しかしやはり三つ目と四つ目の音がアメリカでは特に深刻なんだろう。いまだに黒人をさげすみ、それどころか同じ人間として扱うことも出来ない。

白人による黒人への差別の根深さはアメリカの歴史に起因する。アメリカは奴隷制度とともに発展してきた。白人は黒人をいまだに家畜と同じように見ている。だから21世紀になってもいまだに黒人に対してここまでひどいことができるんだろう。同じ人間だという意識があるならできるはずがない。実際、いまだにアメリカの南部では奴隷制度の時代から意識が変わってない人間も多いという。

ただ本作は黒人差別だけでなく貧困層への差別、そして精神病者への偏見と多重的な問題もはらんでいる。

この事件は公にはされなかったが遺族は何年も裁判を戦い続け、この作品の公開が寄与したかはわからないが、公開年に市警側と和解が成立した。
そしてなによりもケネス氏の死が無駄ではなかったこととして精神疾患を患っている人間を警官が訪問する際にはセラピストの同行が義務付けられることとなったことだ。

いまだに黒人の人々がいわれなき差別により命を奪われるアメリカ。奴隷解放宣言から160年超、急激な変化は望めないかもしれないがたとえ牛の歩みであっても改善されることを望みたい。

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レント

4.0警察=正義?

2024年1月23日
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結果はタイトルに表れてはいれど、衝撃的な結末でした。
任務を全うしようとするがイライラがつのり過剰になる警察官。そんな中で元教師の警官、最初印象悪かったが、段々被害者寄りになっていくが、自分の力ではどうにも出来ない様子がとても切なかった。

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ももじろう

4.5映画では説明されていない事実

2023年12月28日
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雨雲模様

5.0見る

Mさん
2023年10月21日
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M

4.0私は大丈夫だ、帰ってくれ

2023年10月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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カズユキ

5.0実話の重み

2023年10月9日
Androidアプリから投稿

「息ができない」ジョージフロイド氏殺害事件を上げるまでもなく、警官の暴力というのは無数にあるのだろう。
で、「フルートベール駅で」とかもあるけど、そうした事件を関係者が生きてる間に映画化する、ってのは日本では絶対にない。
本作の良さはもちろんだが、
日本映画界のダメさも再認識させられた。
本作も「フルート…」も超低予算映画なので、批判覚悟で作る気概さえあれば、日本でも実話モノの社会派映画が作れるハズ。

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みっく

4.5サスペンスやスリラーを通り越してホラーな実話

2023年10月8日
PCから投稿

怖かった。
実話まんまで脚色なしらしいが、これはもはやサスペンスやスリラーを通り越して、ホラーでした。

黒人の老人の使っていた医療用通報装置が誤動作し、契約の保安会社が、救急隊ではなく警官に安否確認を依頼したことで、差別主義者の白人警官に犯罪を疑われ、無実の身でその老人が撃ち殺された事件を、通話記録をもとにそのまま再現したドラマ。
警官が玄関に着いてから銃を撃つまでの90分が地獄のようで。

この事件で黒人男性を死なせた(いや殺した)警官たちが、誰一人として起訴されていないことに驚愕しました。

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コージィ日本犬

4.0差別と恐れ

2023年10月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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sankou

5.0Unstoppable

2023年10月4日
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ブレミン