「戦国もの」ナポレオン Kさんの映画レビュー(感想・評価)
戦国もの
史実に対する知識は何もない中で鑑賞。人間ドラマは特に感じ入るものはなかったが、戦場の臨場感はものすごく、特に氷上のシーンは圧巻で釘付けになった。映画で西洋の戦いを見慣れていないので、戦国ものと同じだなと感心していたのだが、実はひょっとすると日本に造詣の深い監督は日本の戦国ものを真似たのかもしれない。
ナポレオンという人物像については、意外な臆病さとか、女性に対する想いなど、人間らしさを表現したかったのかもしれないが、掴みどころがなく映画としては中途半端に感じた。それはジョセフィーヌも同じだったが、何を考えているのかわからない抑えめの演技は素晴らしいと思った。
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