「面白かった。戦闘場面の迫力が凄かった。僕は歴史的な部分は全く無知で置いてけぼり。ジョセフィーヌとの恋ばなパートは面白くなかった。手紙がけっこう残ってて驚いた。」ナポレオン マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かった。戦闘場面の迫力が凄かった。僕は歴史的な部分は全く無知で置いてけぼり。ジョセフィーヌとの恋ばなパートは面白くなかった。手紙がけっこう残ってて驚いた。
NHKの大河ドラマで1年間やるような壮大なドラマを2時間半でやるんだから駆け足。ナポレオンもトントン拍子で出世して気がついたら皇帝だった。いつなったんだ?僕は面白かった。
1番驚いたのは、200年前の戦闘の場面だ。相手が銃で待ち構えてるのが分かってるのに「突撃ぃ~」の号令一下、躊躇することなく歩兵が突撃する。
銃弾に当たるも当たらないも、神だのみ運まかせ。歩兵だけでなく、騎馬隊も士官も銃弾飛び交う中で暴れまくる。
実際は両陣営とも戦略を練って、色々な陣形や戦術を駆使して戦ったのだろうが、敵・味方、双方入り乱れて戦う白兵戦の場面は迫力が凄かった
歴史に疎く、地名や人名、○○の戦いなど固有名詞が乱れ飛ぶ中で、歴史的な話はすっかり置いてきぼりだ。だけど、ナポレオンに関して世の中の誰もが知ってるのに、今まで世界中で唯一ボクだけが知らなかった事をいくつか知れて良かった。
ジョセフィーヌに子どもができないので離婚した話は、同時代(江戸時代)の日本と全然違うと思った。
日本だと正室がいて側室が当たり前のようにいて、徳川なんか大っぴらに専門組織の大奥まで作って大々的に展開してる。
フランスでは皇帝と言えどもイップイップ制厳守らしい。理由は不明。きっとキリスト教関連。
映画から受けた感じだと、ナポレオンのほうが、よりジョセフィーヌに惚れてるようだった。
あと手紙がけっこう残っているなあと思った。ジョセフィーヌの部屋からナポレオンの手紙を持ち出した者の目的は不明。ナポレオンの手紙はお金になると思ったのかも。
ナポレオンとジョセフフィーヌの恋ばなパートはさして面白くない。まあ2人は相思相愛だったようだぐらいだ。韓流やハリウッドの恋愛物のほうがずっと面白い。
ジョセフィーヌ視点のドラマでも作れば面白いかもしれない。きっとフランスでは過去にもう制作されてると思う。
ロゼッタストーンは映画には出てこなかったと思うが、ネットで見たら現在イギリスにあるらしい。早よエジプトに返さんかぁ~い。