アントニオ猪木をさがしてのレビュー・感想・評価
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看板に偽りはない
興がさめるドラマパートは何を意図したのか。
徹子の部屋における問答、神田伯山の講談から察するに
虚から実を浮かび上がらせようとしたのではと思う。
プロレスをそう捉えているのかもしれないが、その試みは明らかに失敗している。
これを作った人は棚橋弘至が好きなのだと思う。
その棚橋が神でしたよと言い切る猪木を知りたい。
もっと話を聞きたかったとしたオカダ・カズチカに近い人かもしれない。
この『アントニオ猪木をさがして』
その「言葉」を切り口に、アントニオ猪木という人物の真の姿に迫っていく。としている。
つまり、リングで戦っている猪木から何かを感じるのではない。
戦う前、戦った後、もしくは引退後のマイクを持った猪木が主体だ。
作品として看板に偽りはないが、きっとそこには齟齬が生じる。
全体を通して、さむいと感じた。
猪木だって腐るほど失敗してるけど、猪木の失敗は人を本気で怒らせる力があった。
猪木の魅力が伝わってこない
残念ながらリアルタイムのレスラー・アントニオ猪木を知らない世代の人たちがこの映画だけを観ても猪木の魅力は殆ど伝わらないたろうな。
まず、猪木の試合やインタビューシーンが少ない。
まぁ、テレビの映像使用料は高いし、権利関係も絡んでくるから仕方が無い部分はあるとは思うが、あまりにも少ない。
そうなると生前の猪木を知る関係者たちのインタビューで固めるしかないのだが、話をするレスラーは、藤波、棚橋、オカダカズチカと藤原組長が少しだけ。
長州も前田日明も蝶野も髙田延彦も古舘アナ、辻アナすらもインタビューなし。
猪木の足跡を辿っているとは言えないだろうね。
だだ、映画の大スクリーンで観る猪木の姿はテレビでは味わえない迫力あり、やはりカッコ良いし、映画のラストで炎のファイター(猪木ボンバイエ)が流れるだけで猪木ファンには涙ものだと思う。
映画の出来が良かったとはとても言えないが、アントニオ猪木の在りし日の姿を映画館で見れたのはとても良かった。
ファンなので。
ファンは良いかもだが、映画としてはなんとも。。
よく福山がのんだな。この映画。
日曜の昼間にテレビでも良いくらいな感じだったけど。
安田顕使ったドラマパートとか必要だったのかなぁ、、
まあ、ファンなのでそこそこに。
プロレスラー採用もよくわからない。
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