「実は政治もプロレスだったか」アントニオ猪木をさがして Boncompagno da Tacaocaさんの映画レビュー(感想・評価)
実は政治もプロレスだったか
プロレスファンには物足りないかもしれないが、普段プロレスを見ない私には、猪木という人物の魅力をようやく知れて好きになった。スポーツ平和党から参議院選挙に立候補したとき、ふざけているのか、とか、あるいは一つの世界を極めた人が政治に出なくても、とか思ったが、フセインやカストロに会うのも相手に利用されることも分かった上でこちらも利用する、正にプロレスだったのではないかと思えてきた。実際、一平議員ではできないことをした訳だし。伯山の思いも、彼が講談界を革新していくとき、色々なリスクを取ったのは、正に猪木的だったのではと思う。
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