「わざわざ劇場で観るレベルではない」アントニオ猪木をさがして Annexさんの映画レビュー(感想・評価)
わざわざ劇場で観るレベルではない
試合映像は少なく、謎のドラマパートが安いバラエティー番組っぽくて非常に邪魔。
ブラジルに渡ってプロレスラーになる以前の猪木を追う入りは良かったものの、出演者の記憶が曖昧だったり思い出の場所はすっかり様変わりしていたりでほとんど猪木を感じさせず、意味がない。
全体を通して、誰をターゲットにしているのか分かりづらく、猪木ファン・プロレスファンというコア向けの作品であるのにマスをターゲットに入れようとしている感があって中途半端。
大スクリーンで伝説の試合や名場面が多く見られると期待している人は避けた方がいい。
テレビで観るならいいけど、この作品はわざわざ劇場で観るレベルではない。
コメントする