「ONE LOVE♡」ボブ・マーリー ONE LOVE pekeさんの映画レビュー(感想・評価)
ONE LOVE♡
オーソドックスなつくりの伝記映画という感じで、特筆すべきことはないけれど、まあ良い作品だと思います。
ボブ・マーリーの卓越した音楽性と力強いメッセージ。
久しぶりに彼の曲を大音量で聴いて、ドパミンかエンドルフィンかしらんけど、脳内の興奮物質がどぴゅどぴゅ出てる感じがして気分が高揚しました。
ファッションもとってもイケてたしね。
本作のメッセージは、タイトルにもあるように、ずばり“ONE LOVE”でしょう。
お釈迦様が説いた、仏教の本来の教えも “ONE LOVE”〈ひとつになる〉ということらしいですが、これを実践するのはなかなか難しいですね(世界規模・人類規模に敷衍するとなると、不可能だな)。
ところで、ほかの「音楽もの」の映画と同様に、この映画の出来もかなり(使用している)楽曲の力に助けられているのではないかという気がしますが、どうでしょう?
追記
十数年前にボブ・マーリーのドキュメンタリー映画を鑑賞したときには、上映終了後、客席からいっせいに拍手が起こった。
「今回はどうかな?」とエンドロールを眺めながら少し期待していたのだけれど、それはなかったです。
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