「ジャマイカとホブ・マーリーを知るきっかけになる作品」ボブ・マーリー ONE LOVE まっちゃまるさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャマイカとホブ・マーリーを知るきっかけになる作品
ジャマイカはレゲエでご機嫌な国、ボブスレーの映画も面白かった、ぐらいな認識だったが、最初からDon’t worry be happyな国ではなかった、そりゃそうだ。そして何故、ボブ・マーリーが英雄として伝説になっているのか、正確じゃないかもしれないが、ざっくり知ることが出来た。ラスタファリズムのベースに聖書があり、クリスチャンではないのだが、その教えが根本にあるところが面白い。アフリカで伝道された教えがアフリカンの解放思想のベースとなり、それがジャマイカに持ち込まれ、新たな思想的な形になった。独自のメッセージ性が強い音楽にも拘わらず、イギリスでレコーディングされ、世界中で評価されたその音楽は、やはり魂が宿っているからこそ、普遍的で力強い物だったと、スクリーンが語っているようだ。
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