「やけにソフィスティケートされたボブでした」ボブ・マーリー ONE LOVE もりぶでんさんの映画レビュー(感想・評価)
やけにソフィスティケートされたボブでした
エンドクレジットの時に、実際のボブの記録映像が流れますが、スクリーン越しに体臭が匂っていそうなワイルドさ。目つきも顔つきも悪いチンピラ風情。
それと比べるとキングズリー・ベン=アディル氏演じるボブは、何とも清潔。
何でも「無毒化」したがる昨今の風潮ですが、ちょいとクリーンに作り過ぎでは?
唄と演奏はとても楽しめました。
特にコクソン・ドットを力技で納得させてしまう「シマー・ダウン」の場面は勢いがあって良かったと思います。
コメントする