劇場公開日 2024年9月27日

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サウンド・オブ・フリーダムのレビュー・感想・評価

全172件中、21~40件目を表示

4.0本当に恐ろしいことが起きている。身近なところで子どもが拐われている。

2024年11月10日
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鑑賞方法:映画館

 アメリカ人の友人と見に行った。子どもを売買する犯罪組織。これはコロンビアが舞台であるが、世界中でこんな事が実際に起きている。
 監督と共同脚本は、メキシコ人のアレハンドロ・モンテベルデとあって期待して見た。アメリカ映画であるが、言葉は南米関係ではスペイン語、アメリカでは英語。時々ごっちゃになって出てくる。そこが何故か不穏な雰囲気を漂わせている。「23年全米映画興収トップ10」に堂々のランクインを果たしている。中南米の映画ではこのような犯罪を扱った映画はいくつもあり、よく見ていたのでそれほど驚くことはなかった。

★さまざまな形でこのような犯罪に巻き込まれ、多くの子ども、大人も含めてだが、”奴隷”に等しい生活を強いられている人が増加し、奴隷制度があった時代よりも遥かに多いという。
 クライマックスは南米コロンビアの奥地の反政府組織の潜むムラへの侵入。

★映画が終わったあと、主人公役のジム・カフィーゼルからの動画コメントが流れた。今回の映画は製作後、上映へのさまざまな課題・障害があり、それを乗り越え公開まで5年間を要したという。多くの人に見てもらいこのような多くの子どもたちが誘拐され、大人の欲望のために、ひどい生活を負わされている実態を知ってほしい。そして何かできないことはないか。まずは、映画を劇場に見に行ってほしいと。

<公式HPより>
 クラウドファンディングでの製作費集めや、公開時、本作の鑑賞者が他の人のためにチケットを購入し寄付するペイ・イット・フォワードに人々が積極的に参加したことも話題を呼んだという。

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M.Joe

4.0映画で世界を変えることが出来ると本当に信じた人々が作り上げた作品

2024年11月9日
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子どもの人身売買の実話を描いた作品。脚本や演出は大味な部分を感じたが実話ベースだからこその強さを感じた。映画で世界を変えることが出来ると本当に信じた人々が作り上げた作品であることはしっかりと伝わってきた。
作品上映後、人身売買について自ら調べて理解を深めようと思った。そのように人を動かすことが出来る作品だと思う。

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モトコ

5.0売りものじゃない。

2024年11月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

この映画を娯楽として評価するのは難しいです。実話だからこそです。幼児誘拐、幼児売春の撲滅キャンペーンとしては大いに評価したいと思います。小学児童がひとりでも電車通学できる日本で良かったと思える映画でした。

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ankh

4.0これほどリアルな「ホラー」は無い

2024年11月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

観る者に、今世界で起き続けている、吐き気を催すほど醜悪な「現実社会」を突き付け、文字通り強烈な吐き気と胸をえぐられるような痛みを感じさせる
映画という虚構を使いながら、現実のドキュメンタリーを嫌というほど見せつける
決して見終わってから笑顔にはなれないリアル「ホラー」
どんなに怖いと言われるホラーやサスペンスでも、この圧倒的現実感の前では所詮は作りものである
誰もが、目を背けてはいけない、誰もが見なければいけない映画
映画全体を検証はした訳ではないが、多分終盤のストーリーは完全なフィクションのような気がするが、それはむしろ有難かった。前半から中盤にかけてのストーリー進行では、あまりにリアルな醜悪さが強すぎて最後まで鑑賞に堪えられないかもしれなかったからだ
小さな子供を自分の性癖の「道具」にできる、我々のまわりにいる「普通の顔」をした異常者は、社会の中では一定以上の資産をもち、地位を持ち、善人の顔をしているだろう
こんなに不幸な子供たちが後を絶たず、毎年増え続け、その子供たちを「消費」していく化け物たちが、これもまた増え続けている現実を突きつけられることに絶望感を感じる
救える子供たちはいったい何人いるというのか・・・

エンドロール後、主人公の俳優さんが語る言葉が胸に刺さる
映画完成から上映までに5年の年月がかかった あらゆる妨害があった所以だろう
それは映画業界の中にも、財界にも、政界にも、この映画に日の目を当てたくないと考える、魑魅魍魎が蠢くからではないだろうか

彼らの言う、ムーブメントが起きることを願う

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椿六十郎

4.0実話に基づく

2024年11月4日
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鑑賞方法:映画館
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くり

4.0児童人身売買の闇

2024年11月3日
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鑑賞方法:映画館

怖い

この映画は制作から5年の年月を経てようやく全米で公開されたといういわくつきの作品だが、なぜそんなに長い間お蔵入りになっていたのだろうか?
その背景を探ると、2019年にウォルト・ディズニー社がこの映画の配給先であった21世紀FOX社を買収したという事実が浮かび上がる。本作が撮影されたのは6年前の2018年、公開はその翌年の2019年を予定していたが、ディズニーがFOXの映画ライセンスを取得して、映画制作や公開の権限をすべて掌握したことによって、本作の公開を見送ったのだ。小児性愛者による人身売買を扱っているこの映画は、ディズニーにとっておそらくとても都合の悪いものだったのだろう。最終的に、この映画のライセンスはインディーズ系の配給会社の元に移行し、2023年に全米で、その翌年の2024年に日本で公開されることになった。
感想としては、臨場感や緊迫感があり、インディーズ映画とは思えないクオリティが感じられ、子供を主題にした映画としては珍しく父親目線で描かれているところが新鮮だったという点をまず挙げたい。性加害等の直接的な表現は避けられていて、目を背けたくなるシーンはなく、比較的観やすい作品になっていた。
一方、児童人身売買犯罪が発生する根本的な原因を描かれていないところが物足りなかった。囚われている他の子供は救おうとせず、会ったこともない一人の少女にだけ執着している主人公に疑問を持った。自分の子供なら理由もわかるが、仕事を辞めて、家族を残し、任務でもなく他人の子供を一人だけ命がけで助けるというのは常軌を逸した行動であったのではないか?
世界の人身売買市場は1500憶ドル、その対象者は5000万人といわれる。児童人身取引の目的は、強制労働と性的搾取に利用される場合が圧倒的に多い。酷いものになると臓器売買の対象にされるらしい。児童売買春の最大消費国になっているアメリカ、第47代大統領になったトランプならこの闇の部分にメスを入れてくれるはずだ。

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ミカエル

4.5【”無垢なる幼き子供達の心と身体を傷つけるな!”今作は子供達が誘拐される時は怒りと哀しみを覚え、捜査官が命懸けで捜索するスリリングなシーンに引き込まれ、ラストは涙するムネアツな社会派映画なのである。】

2024年11月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

幸せ

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NOBU

4.0この映画が存在するということは、まだ、この世界に正義が存在するということだ。

2024年11月3日
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鑑賞方法:映画館

この題材をドキュメンタリーとして伝えることは、かなり難しいことなのだろう。かなりの妨害があったのだと思う。
だから、作品にエンターテイメント性を持たせたのかもしれない。
そうすれば、遠回しに描ける部分も出てくるのではないかと思う。
国家というものが、やる気になれば、ある程度、撲滅することは可能かもしれないが、国家というものが腐敗することにより関与していれば、取り締まることは難しくなる。
この世界に、悪は存在するが、あくまでも正義が大部分であって、その隙間に悪が存在することが、仕方なく許容できる範囲ではないかと思うが、現代では悪がはびこり、正義と拮抗するか、悪の勢力が勝っているように感じることがある。
人身売買は許されない。確かに素晴らしい活動ではあるが、その活動により救われる子供の数はごくわずかだ。
すべての子供達を救い出す方法はないのだろうか。
この映画が世に出るということは、まだチャンスはあるかもしれない。日本という国も正義を貫く国であってほしいと強く願う。

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caduceus

4.0ぜひ観て

2024年11月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

お迎えに行ったオーディション会場がもぬけの殻だった時の恐怖といったら!!
これが本当に現実に行われているというのだ、暗澹たる思いで劇場を後にした。

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ささき

3.0興醒め

2024年11月2日
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1.評価高かったので見に行った
2.中南米の人、顔が分かりづらかった
3.最後のスピーチで興醒めした
4.結局、児童売買は無くならない?
5.それを皆、無謀なヒーローになれと?
6.救えたからヒーローだか、大半の人は死んでいる
7.あの娘を買ったボス、弱かった
8.正論だが、それが罷り通らない現在
9.正論ばかり言って何もしない政治にうんざりしている
10.だから、トランプ人気は衰えない
11.これから良い事言うぞ、カウントダウンがうざかった

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えびちゃん

4.5息子22歳の感想

2024年10月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

題名も内容もポスターさえも見せずになーんも告げずに一緒に劇場へ。
彼は当初、少女のサクセスストーリーだと思って観ていたらしい。
そしたら、まあ、衝撃的な話で。わはははは。
観て良かった、これは皆が見るべき作品だ、そうだ。
みー、とぅー。
トランプ氏、応援しております。

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色即是空

5.0

2024年10月31日
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鑑賞方法:映画館

準備が必要だったと後悔する程の圧倒的な緊張感、絶望と希望の乱高下による感情疲労。

それでも尚、この映画に触れて動いた心のままに生きたい。

目を覚ます、静かで強い正義感。

忘れたくない、無償の愛と純粋な利他心。

清らかな童心は
全ての人が平等に持って生まれたハズなのに、何処でどうして見失ってしまうのだろうか。

理屈は置いといて、
正しく生きたいと強く思わされる。

利権や汚職による醜い人間活動にはウンザリなんだ。

どうか、多くの人が関心を寄せてくれますように🙏

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グリーン

4.0吐き気のする現実

2024年10月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

久々に重くて残る映画をみた。ただただぺド野郎に腹がたち、それに金のために協力する人身売買業者にも怒りを感じた。世に警鐘を鳴らす映画であり、日本がいかに平和だと感謝したくなった。

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ケイゾク

5.0JAM

2024年10月30日
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あの偉い発明家も
凶悪な犯罪者も
みんな昔子供だってね

他人事じゃない
すべて自分だったら
自分の子供だったらと
思って何かしなきゃいけないから
QRコードを読み込みました
初めて映画館で堂々と撮影しました

賛否あるし外野がいろいろ言ってるみたいだが
自分で見て自分で考えるきっかけにしたい

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TMGE

5.0無知は罪

2024年10月29日
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泣ける

悲しい

怖い

この映画を知ってから見たいと思っていてやっと観賞できました
ただ劇場が限られていたのでタイミングがなかなか合わずで…色んな劇場で上映していただけることを願います

見る価値のある作品だと思います
まず見終わって
「無知は罪なり、知は空虚なり、英知をもつもの英雄なり」
この言葉が浮かびました
まさしくそんな作品

テーマは重いですが素晴らしい作品です
ぜひ他人事だと思わずにみていただきたい!

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しゃもじ

3.5嘘ではないが肝心なことを伝えていない

2024年10月29日
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jax

4.5子役達に観客が引き込まれる

2024年10月29日
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鑑賞方法:映画館

主演のジム・カヴィーゼルが、ティム・バラード本人の職務に同行して役作りに励んだ史実の物語。
※ティモシー・バラード(1971年生): 子どもが9人(うち2人は養子)

この映画は現在(2024年10月)ペイ・イット・フォワードの寄付金を出した方々のおかげで無料で鑑賞出来るらしい(日本の公式サイトから)が、私は自腹で鑑賞。
映画鑑賞の支払いが厳しい方でも、「無料なら観よう」と言う方でも【是非 鑑賞して欲しい】と思った【現代史問題作】でありながらも、観客を楽しませるサスペンス要素が十分ある。
観た方々から「是非、映画館で!」と言うメッセージが届いた(映画紹介YouTube)ので、私も「是非、映画館で!」と言いたい。

ジム・ガヴィーゼルの代表作でもある『パッション』(2004)の監督メル・ギブソンが本作のエグゼクティブ・プロデューサーをしている。

資産家のパブロを演じたエドゥアルド・ベラステーギはプロデューサーとしても参加し、人道的な活動でも知られ、非営利団体を立ち上げ、食料、住居、医療、教育を受けられない人々を援助しているイケメンさん。

本作の撮影は2018年で公開は翌年の2019年を予定していたが、配給契約を結んでいた21世紀FOXを、2019年にウォルト・ディズニー・カンパニーが買収。そしてディズニーは話題作の『サウンド・オブ・フリーダム』の公開を見送った。なので公開予定から5年程の遅れ。何故か?
気になる人は調べてもいいし、そんなの関係なく見に行ってもいいし、鑑賞後に【寄付】する立場になってもいいと思う、目が潤む一本の素晴らしい映画。

ロシオ(姉)のクリスタル・アパリシオもミゲル(弟)のルーカス・アビラも他の子役達も観客を引き込む。

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ナイン・わんわん

4.5悲惨な子供達

2024年10月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

世の中なんでこんなにも悲惨なんでしょうね、それにしても冒頭の映像には怒りを覚えます。全く悪気なく子供をさらって行く正しく人権等何も考えて無いのがよくわかる。

主演のジムガビーゼルを久しぶりに見ました。彼の主演作で有名なのはパッションで決まりですが、実は見たことない無いので、これは見たほうが良いかと今思っています。

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エンジェル・ハート

4.5人身売買

2024年10月28日
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鑑賞方法:映画館

日本人なら鑑賞中ずっとジャ◯ー◯問題が頭の隅にあったはず

小児性愛マーケットが世界中でこんな大きな規模になっているとは…絶句する

社会問題を扱っている映画だが、エンターテイメントとして一級の作品なので敷居は低い

メル・ギブソンが製作に入っているので、映画として面白いのだろう(メルギブは人間性には問題があるらしいが映画人としては最高!)

エンドクレジットで主演のジムガヴィーゼルが異例のメッセージを送るのも、この映画をぜひ観てくれという強い気持ちを受け取る、ガラカラだったけど…オワリ

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うんこたれぞう

3.0自分にできること

2024年10月27日
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鑑賞方法:映画館

大人の性的嗜好を満たすために、誘拐され売られ、性的虐待され続ける子どもたち
おぞましく、酷い話で、子持ちなら、親の「娘のいないベッドを見る気持ち」が痛いほど分かるだろう。
他人事とは思えない。阻止することができるなら、できることをしたいと切に思う。

どこまで実話なのかわからないが、他人のためにここまでできるティムと協力者バンピロには尊敬しかない。

それでも、
ティムがロシオの救出のみにこだわって、他の子は眼中にないのは何故なのだろう。

子供の誘拐、人身売買は、ターゲットが大きすぎて無力感しかない自分よりは、ただ一人でもこだわって救出したティムのほうが、何百倍も正しいことをしているに違いないのだが、純粋に疑問に思う。

この映画には、見て、拡散させることで世論を喚起し、少なくとも誘拐され奴隷にされる子供を減らす実行力のある対策につなげたいという明確なビジョンがあるのは分かった。

映画の制作意図と目的とは別に、映画として見ると、
前半から中盤までまるでドキュメンタリーのようだが、コロンビアの反政府組織に潜入するあたりから、荒唐無稽なよくあるヒーローアクション映画になっている。
そこそこおもしろいと思うが、エンドロールでジム・カヴィーセルが言っているメッセージの内容が、映画の内容と合っていないような気がした。

こういう被害にあった子どもたちは、その後どうなるのだろう
おそらく、無事に大人にはなれないのではないか
そんな目に遭うために生まれてきたのではないはずなのに
おうちに帰りたいと、どれほど願ったことだろう
考えただけで動悸がして涙が出てくる

せめて、救出された子どもたちが、傷を癒やして生きていけるように願っています。

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かばこ